──公開プロポーズ事件
「「♪ニーッポンの未来は!」」
\Wow Wow ♪ Wow Wow!/
「「♪セーカイが羨む!」」
\Yeah Yeah Yeah Yeah!!/
何一つ分からないと思うので説明しよう。
今ここはカラオケ。ラストJKの文化祭に向けてマイク片手にダンスの練習をしてるのは赤音ちゃんとパイセン。ダンスを教えているのは昔習ってた一虎の姉ちゃん。
ちなみに、赤音ちゃんとパイセンは3年生、羽宮姉とS62は同じ学校の1年生だ。
そして、入口のある左から順に、マラカス握ってニッコニコの斑目→同じくマラカス兼コール係のサウス→振り付けを教えている一虎の姉ちゃん→フロントのソファーの前で踊っているJK2人を挟んで、→さっきから頑張ってタンバリン叩いてるけどまるでリズム感なくてズレまくってんのにドヤ顔でメガネキラーンっっ✨ってしてる稀咲少年(神童の姿)にニヤニヤしながら一緒にタンバリン叩く半間修二→まるでリズム感が無いタンバリン係の稀咲少年✨→メロンソーダをチビチビ飲みするロザリオを握りしめた
柴大寿→ひたすらポテト食って現実逃避している九井少年、以上である。
"たぃちゃん"と"一君"はさっきから何回も繰り返される歌詞に「「(明るい未来を作ってやるからオレに永久就職してください、そしてその短すぎるスカートをやめてくださいオレ以外の野郎にパンツ見えたらどーすんだ)」」と思っている。「♪恋をしようじゃないかっ♡」じゃねーんだよ。
情報量が多すぎたので以下の図を参照して欲しい。
モニター
入口
九井
斑目
テーブル 大寿
サウス
稀咲
羽宮(姉)
半間
赤音ちゃん パイセン
……右上の空気がお通夜なのは置いておいて…
何故こんなことになったか、
パイセンと赤音ちゃんのクラスの文化祭の出し物がステージダンスになったのだが、そのステージで使う音源を直前にぶっ壊すとか言う嫌がらせのタレコミがあったのだ。
なぜそんな嫌がらせをされるのか、
去年のミスコンで優勝した赤音ちゃんと、一昨年のミスコンで優勝したパイセンを叩きのめしたい女子が別クラに居るからだ。
まず、S62の高校の体制をサラッと説明しよう。高2でコース分けがあって文系と理系に分かれるのだが、パイセンの歳は理系に男子が塊りすぎて女クラが2つできたのだ。その片っぽがパイセンと赤音ちゃんがいるクラス。嫌がらせをしてこようとしているのがもう片っぽの女子クラス。どっちもステージダンスが出し物になっている。被せてきやがった。
一虎の姉ちゃんのダチの陰キャに放送部の模部さんという子がいるのだが、その子が教えてくれた。
この時点で、フツーにチクって音源破壊を阻止すれば良いだけなのだが、転んでもタダでは起きないゆるふあ()のパイセンはそれを踏み台にする作戦を立案した。それに愉快犯の赤音ちゃんも便乗し、女クラは“打倒敵女クラ”を目標に一致団結したらしい。
赤音ちゃん、九井少年がチューしようとしてるの分かってて直前まで居眠りをコくくらいには愉快犯なので、今回のこの作戦もノリノリだったりする。
作戦はこうだ、
@音源が壊れるハプニング!
↓
Aマイクもってカラオケ無しで歌う
↓
Bなんかスゲェってなる!!
ちなみに、敵女クラが破壊しようとしているのは歌詞が入っているカセットテープである。つまり、奴らはこうしてカラオケで歌の練習をしているのを知らない。当日のマイクは先程申し上げた放送部の模部さんが手配してくれることになっている。
タレコミ曰く、なにやら赤音ちゃんとパイセンのことを「顔だけ」とか言ってやがったらしい。「「顔だけじゃないよ♡」」ということで、放課後に必死こいて練習しているのだ。
フリータイムで入っているので夜遅くなる。だからたぃちゃんとさっちゃんとと九井が付き添いに来ている。
稀咲少年は休憩時間に【パーフェクトれんあい教室】を受けて半間に塾まで送って貰う。だってこのカラオケ、日本のゴッサムシティのど真ん中にあるので稀咲みたいなガリ勉は1発でカツアゲにあうから……
斑目はフツーに誘ったら来てくれた。だって女子に誘われたら嬉しいので。素直なモンだ。
冒頭の歌詞でわかった人も多いかもしれないが曲は「L○VEマシーン」。平成のギャルなら知っているに決まっているあの1曲。
前に出るのが嫌な子、前に出たい子色々居るのでしっかり役割分担を決めてある。
まず衣装担当。美術部で芸大行く子がクラスTシャツ作って、当日はそのクラスTシャツを裁縫部の部長が改造した物を着て踊る。
次、バックダンス担当。歌は歌えないけど踊りたい子が担当してくれる。パイセンと赤音ちゃんと練習したいから希望した子が7割を締めている。
最後にマイクダンス担当。マイクが6コ用意できるらしいので6人。パイセンと赤音ちゃんでダブルセンターだ。別に本人たちはセンターじゃなくてもいいのだが、なんなら赤音ちゃんもパイセンも裏方の方が興味があるのだが人望の厚さがソレを許さなかった。どっちも同じクラスの子みんなに優しいので人望が厚切り牛タンより分厚い。
つまり、全員ガチである。
しかし1点問題があった。音源が止まっても盛り上げようと思うなら手拍子とコールが必須なのだ。
リオのカーニバルとかいう有頂天サンバの聖地で育ったサウスはカラオケの練習でもそりゃもうめちゃくちゃノリよくコールしてくれる。
……なぜ、サウスが暴力を振るわずパイセンに着いていくのかというと、パイセンのピアノの音色がサウスの衝動を飼い慣らしたからだ。
彼は"暴力に愛されている"かもしれないが、あくまでそれは受け身である。では"彼自身が愛す"ものはなにか、それは殴り殺した父であり、病がちな母であり、音楽だった。
ある日パイセンが駅で弾いていたノクターンは、日本に引っ越して間もないサウスの中身を暴力より先に埋めた。そこで彼の中で疼き続ける衝動はなりを潜めた。だから、喧嘩を完全に辞める、とまではいかないが、疼く衝動に振り回されて動物みたいに破壊行動を続けることは無くなった。
つまり一種の音楽セラピーだ。有名なところで「ジムノペディの心理療法」というのがあったりする。
サウス以外の奴はクールぶってるシャイボーイばっかなので、誰かノリの良い奴をどっかから大量に呼ばないとヤバい。
「ということで場地」
「なんだ姉御。カツアゲかと思ったワ」
「コレを撒いてこい」
「なんだコレ」
「アタシのガッコの文化祭のパンフ。チケットとかいらないから、蛍光マーカー引いてるステージにこの時間に来て。オマエの友達連れて。食券全部アタシが払ってやるから」
「??…まァ暇だからいーけどよォ」
「で、手拍子だけ頼んでもいいか?」
「手拍子?別にいいぜ」
「まぢオマエ良い奴、ありがとな」
「おう!誘えるやつは誘うワ」
鑑別所を出てから間なしの場地にパンフを渡したパイセンは、面倒見とノリが良い場地とその友達(つまり一虎(in少年院)の友達)を信じたらしい。場地以外会ったことないけど。
その日の東卍集会
「場地?何持ってんだそれ」
「あーなんか、一虎の姉ちゃんが文化祭来いって」
「へぇー」
「オマエらも」
「「「オレらも???」」」
「おう、来れるやつは来てくれだってさ。食券払ってくれンだってよ」
「ふーん、じゃあマナとルナ連れてこかな」
別の日のSSモータース
「うし、きっちりメンテ終わったぞ」
「あんがと佐野サン!」
「さっさと帰れ」
「イザナオマエなぁ」
本日一虎の姉ちゃんとパイセンははメンテに出していたストグラとウルトラを受け取りに来ていた。
イザナはバイト中である。ちなみに裏には万次郎も居る。どっちが掃除でどっちが在庫数えるかでケンカになって散らかったのでどっちも掃除をさせられている。
「ほぁ〜…」
「ん?……こんにちは♡」
「っ、こんにちは!」
「黒川君の、妹さん?」
「そう!!エマ!!」
「エマちゃん♡」
上の兄貴が3人ともSSモータースに行くと言うのでエマ(小6の姿)も着いてきていた。お姫様みたいなパイセンに見とれている。
姉「あ、そーだ佐野サンさーウチのガッコの文化祭来るよな?」
真「文化祭?」
姉「え?イザナもだけど…」
真「聞いてねぇ!」
イ「言ってねぇもんな」
真「言え!オマエはほんと、懇談の時もそうだったけどなァ…!!」
イ「来なくていい」←※恥ずい
姉「いやまぁ来てもらいてぇんだけどこれパンフな」
イ「渡すなバカ💢」
真「"来てもらいたい"?」
パ「私のクラス、ステージで踊るの♡
だからたくさん見に来て欲しいなって」
エ「!!ウチ行く!!!!」
パ「あら〜、ほんと?ありがと♡」
エ「何踊るの!!」
パ姉「「LOVEマシーン」」
エ「!!モー娘だ!」
パ「にーっぽんの未来は♪」
エ「うぉぅうぉぅ うぉぅうぉぅ!」
パ「もし良ければコールしてね♡」
エ「練習しとく!!」
真「イザナは何やるんだ?」
イ「知らね」
姉「アタシらのクラスはベビーカステラの屋台。黒川この時間だぜ」
イ「なんでテメェがオレの時間知ってんだよ気色悪ぃな💢」
パ「オメェがサボるだろーからアタシに引っ張り出させるために押し付けられたんだよボンクラがァ!!💢」
真「ベビーカステラか!万次郎も行くって言うと思う」
姉「お、マジで来てくれんの?アザ!」
真「エマも行きたそうだし、…知り合いも誘ってみるよ」
別の日、パイセンと一虎の姉ちゃんの部屋
大「おい、おいどうした」
パ「ん、…たぃちゃん?」
大「床で寝んなよ、何してんだ?なんで生のさつまいも握りしめてる」
パ「かじってたからよ」
大「意味がわかんねェ焼けよ」
パ「ダイエットなのよ……」
大「!?…アンタもしかして貧血で倒れたんじゃねーだろな、…………オイまた細くなってんだろ、オレの腕より細い太ももってなんなんだよ」
パ「たぃちゃんとさっちゃんが大きすぎるだけよ、どうしてそんなにおっきくなっちゃったの」
大「知らねぇよ」
パ「真面目にやってきたからよ♡」
大「アンタが答えるンかよ、つか俺はアリサンマークでも引越業者でもねェ。バカ言ってねぇで飯を食え」
パ「誤魔化されてくれなかった…」
大「話逸らそうとしてンの見え見えだからな。
…そーだな、ピザでも取るかぁ?(ニヤァ)」
パ「な、なんて悪い子なのたぃちゃん…!」
大「別に?オレは目の前で食うけどアンタはダイエットしてぇならすれば?(←あの顔で笑っている)」
パ「グゥ……いぢわるぅ…………」
大「ポテトとアップルパイも付けるか」
パ「怒るよ…??」
大「はん、これに懲りたら無理なダイエットなんて辞めるんだな」
ちなみにたぃちゃんとさっちゃんと九井少年とイヌピーは来ることが確約されている。来ないという選択肢はない、パイセンと赤音ちゃんの青春フラグをバキバキに折らなくてはならない。
後の記録にも残るだろうが、この4人は縁がある。
"たぃちゃん"と"一君"は初恋成就のために結託している。そして最近は稀咲少年もこの【年下の男の子(初恋)同盟】の一員になった。目で語り合う男子会である。そして3人とも同い年片思いの竜胆を目の敵にしている。八つ当たり以外の何物でもない。まァ竜胆には一虎(親族)という心強いファンが着いているので…
inカラオケ
「パイセンここ腰甘いわ」
「、こう?」
「そー!メッチャ良くなった!」
「(羽宮ダンスうまい、可愛い……好き……)」
「ガチなんだよなーww」
「……LOVEマシーン歌いすぎてゲシュタルト崩壊してきちゃった…」
「
M入れといたから歌えって、アタシジュース取ってくるわ」
「オレも」←0.01秒で起立
「竜胆オレ紅茶なー?」
「兄貴自分で行けよ」
「紅茶。な?」
「ケッ…ハイハイ」
「♪〜」
「アユ好き?」
「大好き〜カラオケで絶対歌うの♡」
「…なに、片思いでもしてんの?」
「………どうして?」
「誰かのこと思って歌ってんのかと思った」
「ふふ、……もう、絶対叶えないけどね」
「へぇ?」
「聞き逃げはズルいわ♡ 灰谷君は?」
「オレ?今はフリー」
「嘘だ〜ww」
「なんか周りが勝手に妄想してるだけでオレ別にフツーだからなー?寄ってくるやつの方が
"ワンナイトでいいから…♡"って頼んで来るんだよ」
「でも断らないんでしょ?」
「んー、オレが断るようになったらアンタと付き合える?」
「またそんなこと言ってるの?ww」
「………。まァアンタが本気で失恋したならオレに言えー?忘れさせてやっから(笑)」
「そんなこと本当に言う子始めて見たww
キザね、灰谷君wwwwww」
「似合ってんだろ?」
「うんwwwww」
やって来ました文化祭本番。
ラブホ前、集合場所
姉「オシ、出発!🛍🛍🛍🛍🛍🛍🛍」
パ「いざ尋常に♡🛍🛍🛍🛍🛍🛍🛍」
モ「まてまてまて何だその紙袋」
パ「今日使うコテ×6本とアイロン×4本と必要な子分の髪飾りとヒールと化粧道具一色よ♡」
姉「アタシはベビーカステラ用のたこ焼き器とかホットプレートとか」
ム「……貸せ、持ってやる」
姉「自分で持てるから心配すんな!」
モ「いいから、ほら」
パ「いいの?重いよ?」
ム「……お゙っ?!…、何入ってんだよコレ…」
モ「コレ女2人で歩いて持っていくつもりだったンか?無茶だろ」
姉「チョレェだろ(※愛機が400kg)」
モ「チョレくはねぇだろ」
パ「あら、そう言えば斑目君たちは?」
ム「イザナと斑目と灰谷は今日は待ち合わせ来ねぇって言ってたぞ」
モ「アイツら忙しいンだろ、ヘアセットとか」
姉「あー、チャラチャラしてっからな〜」
ム「洒落てるって言ったれ」
モッチーとムーチョが荷物持ちで好感度爆上がりしてる間に六本木では竜胆が通算14回目の鏡前チェックをしていた。「兄ちゃん、これで大丈夫かな!?…兄ちゃんってば!聞けよ!!」「おーダイジョーブダイジョーブ(そろそろウザイ)」「終わったら打ち上げ誘う、来てくれっかな」「肉で釣れるだろ」
「望月君も武藤君も荷物持ちありがとう♡」
「別に」
「帰る時も、アレだったら言えよ」
「じゃあパイセン頑張ってな!アタシも観に行くから!!」
「うん!手拍子だけよろしくね♡」
「まかせろって」
竜「ぅ、ミニスカブレザーの羽宮も可愛い…」
↑隠れてコソコソ見ている
蘭「アイツずっとセーラーだもんなー」
一虎の姉ちゃんはブレザーがあんまり好きじゃないので、制服がリニューアルする前のセーラー服を着ている。もちろん校則違反である。減点喰らいたくないクラスの子に頼まれたから仕方なくブレザーのスカートを履いている。上はクラスTシャツ。
お昼、屋台前
?「「イザナ/ニィ!!」」
イ「!!真一郎とエマだ」
姉「お!佐野サンじゃん!」
エ「こんにちは!」
姉「よォ」
真「ベビーカステラ12セット貰えるか?あっちに万次郎達のダチも来ててな?」
姉「いーぜまかせろ、オイ黒川さっさと生地混ぜろや」
イ「黙れオレに命令すんな💢」
?「……げ、……ハーレーの、」
姉「え?…知り合い?……ごめん誰だっけ」
真「あの時居たけどイメチェンしたもんなwコイツは今牛若狭」
若「真ちゃんフツーにしゃべってんかよ」
真「ウチのお得意様だぞ?」
姉「えっと、もしかしてパイセン送ってくれた人?であってる?」
若「あぁ、あの子な」
姉「お礼言いたいって言ってたからステージ終わったらちょっと待っててやってくんね?」
若「え?いやまぁ、
ウルトラ乗れてラッキーだったから別に」
姉「頼むって」
若「まぁいいけどよ」
?「ジブンも食べる!!」
姉「ぁん?エマチャンのダチ?」
真「オレの幼なじみの妹」
姉「ほーん、名前は?」
咒「瓦城千咒!!」
姉「千咒チャンな、何個食う?」
咒「2セット!!」
若「1人でかよ……」
咒「ワカにはやらん」
真「あげてやれwww」
イ「ほら、熱いから気をつけろよ」
エ「ニィありがと!!」
イ「ん。」
本番5分前のステージ裏
「あー緊張する、」
「大丈夫、いっぱい練習したもの♡」
クラスの女子は「いっその事パイセンと赤音ちゃんで付き合ってくれればいいのに」と思ったらしい。大寿と九井が可哀想なんでやめてやってください。
外のステージ前では最前列左側に東卍の初期メン、続いて真ん中に真一郎御一行、そのすぐ右側に天竺(鶴蝶も来た)、大寿とサウス、イヌピーと九井少年が座っている。
一虎の姉ちゃんと半間と稀咲少年は右後ろで立ち見。
場「あ、次だぞ(モッモッ)」←焼きそば
ド「あれか?一虎の姉ちゃん」
場「いや一虎の姉ちゃんは出ねぇよ?」
ド「オレらは誰の踊り見に来たんだ???」
マナ/ルナ「「ひょあっ!?!!」」
三「うわすっげー美人www」
マ「あ、おーいシンイチローこっち!!」
真「よかった間に合った…!」
若「トイレややこしすぎ」
咒「ここ座れ!」
エ「✨!!」
イ「エマ大興奮だな…」
蘭「誰それ大将の妹?」
イ「近づくなヤリチン教育に悪い」
蘭「ひっでー(笑)」
エ「マイキー、"にーっぽんの未来は"でうぉううぉうだよ!!」
マ「え?やんの…?」
エ「やるよ!!ニィも!!」
イ「っ!?…やらねーよ」
エ「真兄はやってくれるもん!!」
真「え、まぁ…」
若「マジか真ちゃん」
マ「おーそぉかぁー、エマがそう言うんならしかたないな!!これはオレ1人の問題じゃねー!おいオマエらみんなやれよ(圧)」
ド「はァ!?ウッソだろ?!!」
場「マジかよ〜"」
マナ/ルナ「お兄ちゃんも!!」
三「げ、…はは、、」
エ「マイキー好きー!」
イ「チッ……おいオマエら。やれ。」
蘭「言うと思ったけどwwww」
厶「嘘だろイザナ」
イ「ウソじゃねー」
ム「………、手だけだからな……」
鶴「(やだな……)」
イ「中坊なんかに負けてんなよ腹から声出せ」
獅「マラカス持ってきたら良かったかな」
モ「マラカスって何だ」
獅「振るやつだよ」
モ「そうじゃねぇなんでお前がマラカス持ってくんだよ」
獅「係だからに決まってんだろ」
モ「なんの係だよ…!!」
竜「羽宮がいねー…どこ行ったんだよ……(ション…)」
サ「アマービレ(※パイセンのこと)の晴れ舞台だ!!フォルティッシモでいくぞ!」
大「女児に張り合うな」
青「手はLのかたちでWow」
九「イヌピーやんのかよ」
予定通り()音源が破壊されたのでマイクだけ入れ、右側最後列に控えていた一虎の姉ちゃんの手拍子でパフォーマンスが始まった。
「「♪ニーッポンの未来は!」」
\\Wow Wow !!!Wow Wow!!!//
「「♪セーカイが羨む!!」」
\\\Yeah Yeah Yeah Yeah!!!!///
最初は総長にやらされてた左側の男子中学生と右側の男子高校生は全員、最後にはもうヤケクソでノリノリであった。女児はプリキュアショー並に湧いたし、真一郎と場地はそのうち楽しくなってめっちゃいい笑顔だったし、サウスも大寿もクソデカフォルティッシモだった。
とにかくまァ大盛況だった。女子高生のダンスと男子中学生/高校生のノリは世界を照らすのだ。たぶん梵天軸のタケミチとかが見たら涙流すと思う。感動2割、恐怖8割で。
「ばはっ♡アイツらマジかwww」
「ヤケクソじゃないか」
「いや正直アタシもあそこまでやれとは言ってないぞ、やらねーと思ったし」
「…まぁ、良かったんじゃないか」
「鉄太も修二も来てくれてあんがとな?これベビーカステラ」
「ん。」
「ラッキー♡」
問題はここからである。
ステージが終わったその時、
「それではここで、3年7組の部男君から発表があります!」
姉「ハ?なに?何が始まった?」
半「まだステージにパイセンいっけど」
稀「…?」
青「?姉貴のクラスじゃない」
九「(嫌な予感)」
部男「乾赤音さん!!オレと付き合ってください!!」
赤「えっ!?」
パ「(………………まぁ。)」
突然公開告白が始まった。
九「\ガタガタガタッッ/」
大「オイ九井大丈夫か?」←年下の男の子同盟
蘭「え何?ホの字なん?」
ム「言い方がオッサンクセェ」
蘭「ムーチョにだけは言われたくねェけど」
ム「ア"?」
真「あぁ、公開告白……」
若「真ちゃん1回ヒデー目に遭ってんもんね」
マ「女のケツばっかだなシンイチロー」
イ「ダセェぞ真一郎ー」
真「こういう時だけ結託すんなよ!」
獅「付き合うやつ?」
竜「ブサイクだし無いだろ」
モ「真顔でなんちゅーこと言いやがる」
赤音「えっと、…その、……」
パ「(………困ってるわね、どうしようかな)」
九井「スーっ、\赤音さん"!!!!/」
一同「「(…お?)」」
観客席から九井が叫ぶ。
赤音「? 一君…?」
九井「\昔からずっと好きです"!!そんなやつじゃなくてオレとッッ!!!/」
一同「「(オレと…?)」」
九井「\オレと結婚してください"!!!/」
↑ヤケクソクソデカヴォイス未成年の主張
一同「「(いきなり結婚までいくんか)」」
ちなみにいきなり結婚までいったのは2回目である。しかし残念ながら、1回目の後特に関係が変化することは無かった。
今回はキメたいところだ。
赤音「一君!?!!?」
九井「っ、っ、\ずっと愛してます!まだ大人になってないけど、絶対幸せにするから!だからオレに!永久就職してください!/」
獅音「なんだ永久就職って」
モッチー「黙っとけて」
LOVEマシーンの歌詞を引きずりすぎである。仕方がない千回は聴いたし千回は心の中で同じことを思っていた。
赤音「えっと、あの、……(マイクをもちなおす)」
九井「(ア゚、)」←やっちまったという後悔
赤音「部男君ごめんなさい。貴方とは付き合えません。
……私も、一君が好きです。…ずっと、待ってました。」
九井「!!!!!!!!!!!」
一同「「(お?)」」
赤音「5歳も年上だけど、私でよければ彼女にしてください。…お嫁さんは、その後で///」
パ「(ふふ♡後でいっぱいお話聞かなくっちゃ♡)」
\\ウォォォォオオオ〜〜!!👏👏👏//
巻き起こる拍手、エマとルナマナのキラキラした顔、クラスメイトの黄色い悲鳴をバックに、
九井「っ、(フラッ…)」
青宗「ココ!?」
モッチー「ウソだろここまで来て倒れやがった」
ムーチョ「…ダセェ。」
大寿「はん、抜けがけしようとするからだ」
サウス「パルセイロ(※大寿のこと)オマエ…必死だな………」
大寿「憐れむな側面ハゲ💢」
九井少年は鼻血を吹いてぶっ倒れ保健室に運ばれた。
起きたら赤音ちゃんが自分のお腹の上でクークー寝てて思わず九井のココが立体機動したらしいが布団のおかげでバレなかった。間一髪。
以上、乾赤音のラストJK文化祭で他人からの公開告白を生贄に九井少年(中2の姿)が公開プロポーズしてOKを貰い鼻血を吹いてぶっ倒れた伝説が文化祭プロポーズ事件である。
2人は結婚前提にお付き合いすることになり翌日にはお揃いの指輪を買いに行ったそうだ。青宗が鬱陶しそうにしていた。
ちなみに、九井窃盗団(仮)のことは色々あってまだ足を洗えていないし後々バレてエラいことになる。九井の未来はWowWowWowWow、財界が羨むYeahYeahYeahYeah。
さて、九井少年が赤音ちゃんと付き合い始めて「可愛い年下の男の子」から「カッコイイ彼氏」に昇進したわけだが、残された片思い野郎達の運命やいかに。
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