「じっきょうしゃそっちのけでかいせつ」dieジェスト


以下、二人のメンタルがガリガリ削られた会話一覧。つまりDieジェスト。
ハンドルネーム一覧
・夢見主
 →「師匠、お師匠、師匠さん」
  「もう勝手に呼んでください」
・アズール
 →「ブルー先輩、ブルーパイセン」
  「安直ですね」
・イグニ寮生
 →「メープル、メープル先輩」
  「メープルシロップはジャスティス!」



@

「どうして夜に行くんですかどうして昼間に行かないんですか夜目が利くんですか悪いことは言いませんから日の出ている時間に行きましょうよ!ねえ!」
「ゲームのストーリー的に行かなければ始まらないですから」
「そういうメタ的な意見を聞きたいわけではないんですよ!!」
「暗ければホラー的な演出もやりやすいでしょうし」
「師匠メタ的発言ヤメテ!」
「……でもまあ、師匠さんの言うことは少しなら分かります。この登場人物の行動は理解できませんが。確かに、僕たちの知るゴーストとはまた違う幽霊などといったものは、夜、日の沈んだ時間の存在でしょうし。昼間には出ないのでしょうから」
「え?」
「え? って、何、えっ……」
「ちょっと待ってくださいそれは一体どういう……」
「……あ、気にしないでください」
「いやいやいやいやいや気にしないも何も無理です師匠今何に反応したんで……アッ何でもないです何も言わないでください」
「もしや、昼間に、出ない、わけでは無い……?」
「ブルーさんそれ以上はいけない!!!!」

何も昼に出ないわけではないのだ。奴らが力を増して行動が活発化するのが夜と言うだけであって。頭の回転が良い故に自滅した二人。



A

「きっかけが儀式失敗とか、ラスボスが女性、巫女、人柱っていうのは、まあ、比較的よくある設定ですね」
「よくあってたまるかそんな設定ぃぃ!!」
「よくある? ……よく、ある? 陸の作品ではこんな設定が良くあるんですか? え? ……え?」
「陸の文化に対する熱い風評被害! そんなヤベー世界が普通なのは師匠だけでしょ!?」
「え? 極東ならこれは割と基本的な題材な作品では? ……というかまだマイルドな気が」
「「え゛っ」」
「あっちょっと止まらないでくださいこのままだと」
「……しんでしまった……またこのエリアやりなおし……」

悲劇の末に犠牲になるのが女性ばかりなのでSAN値が削られてる。



B

「まあ、こちらのホラーは原因がはっきりしている分、東のホラーの得体の知れなさというか法則性の無さ? を余計に感じてしまうんですかねぇ」
「は?」
「法則性はあると言えばありますが、結局、呪いだの祟りだのとは言っても死霊や亡霊の感情が全てですしね。テリトリーに入っただけで一発アウト! 逃げられません! 地獄の果てまで追いかけます! 死んでも許さない! なんてこともありますし」
「理不尽すぎないですかちょっとそれは」
「その点こちらは結構わかりやすいですよね。物を壊したりなんだり、理由がはっきりしてるので」
「確かに、映画とか見ててもフラグは分かりやすいですけど……」
「あとあれです。母国や輝石の方では、基本的に敵がゾンビでそれを物理で倒す系とかが多いですし。あと悪魔に『テメェの席無ぇからァ!!』ってお祓いする系? ゲーム作品傾向的にも基本的に物理で解決ですもんね」
「は?」
「あちらの作品って、物理効かないのも多いんですよねぇ」
「どうやって倒せと!?」
「カメラとか?」
「カメラ!? どういうこと!?」

心霊、怪奇、オカルト、質の違いにSAN値を削られている。
(カメラについて:筆者はホラゲでは零シリーズが好きです)



C

「あ、これさっき拾った鍵が使えますね」
「あああああああ何か出てきたなんか出てきた師匠師匠どうにかしてこれぇ!!」
「ゲーム内の出来事なので操作してるメープル先輩がどうにかしてください」
「うわああああああ!!??」
「うるさいですね。あ、解説します。アイテムの説明が先ほど出ましたよね」
「その冷静さが逆に怖い!!」
「解説役として呼ばれたにも等しいと思ったので解説しているのに、何故?」
「師匠さん、相手にしていては進みません。解説お願いします」
「承知です。これまで見つけた鍵は柊、月桂樹、金木犀、南天、そしてこれは榊。多分ですが年中葉が落ちない植物が刻印されてます。常緑樹ってやつですね。……余談ですけど、極東では榊は神前に供える道具にも使われていたりします」
「知識量も怖い!」
「それは、まあ」
「……師匠さん、どうです、その知識を僕に提供してください。対価は弾みます、ぜひ契約を……」
「ブルー先輩懲りないですね、一回それで痛い目見てるのに」
「ぐっ、……オカルト面ではなく、純粋に極東の知識に関してですよ。商談に活用できそうです」
「うーん、考えておきます」
「……アッ死んだ……お師匠が悪徳な契約を持ち掛けられていることに気を取られてしまって普通にミスった……」
「誰が悪徳契約を持ち掛けてたと?」
「ひぃ何でもないです何でもないです」
「セーブしてました?」
「忘れてた……最悪だ……」
「ドンマイです」

SAN値は減らないけど知識量にちょっとビビってる。



D

「なんか不気味なの一杯並んでる……」
「さっき見た仏像? とやらに似てますが……」
「なんか、趣味が悪い感じですね」
「ああこれ、ただのオブジェじゃないですよ。即神仏というものです」
「そくしんぶつ、とは」
「聞きたいんです?」
「え、何、その前振り」
「アッこのお馬鹿なんてことをッ!」
「ザックリ言ってしまうと即神仏は木乃伊ミイラです。生きたまま数年の年月をかけて乾燥状態になった人間の遺体ですよ」
「なんて?」
「……? ……? ……!?」
「坐禅を……祈りの体勢をとって、地下の石室に密閉された状態で何年も置かれます。で、掘り起こされた時に木乃伊化していて、腐敗していない状態の木乃伊だけを即神仏といいます」
「……はい?」
「……頭が理解することを拒否しているんですけど、あの、ちょっと……」
「……まあ、息絶えた後、このようにきちんと人の形を保ったままの状態で居られるのはほんの一握り。遺体なので腐ることも当然あります。なので、この即神仏もまた選ばれた存在だと考えられていたわけですよ。大真面目に」
「地獄かよぉ……!」
「なんてむごい……りくのぶんか……」
「また陸に対する風評被害が出てるしぃ……!」

夢の国の中でも屈指のなんかぶっ飛んでる国、極東。
でもヤベェ文化は世界中の各地を探せばいくらでも出てくるよ。


2021.2.19.
2021.12.25.企画サイトへ収納
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他にも沢山あるんですけど、あきた。