―PC―





『ごめんなさいっ、初恋の貴方の頼みでも私の大事なコロトックは渡せないわ!!!』



『………………そうか、私の方こそ無理を言ってすまなかった』




『本当にごめんなさい…………貴方の最後の願いを叶えてあげられなくて……』


『いや、いいんだ。君達の強い絆を見せてもらえただけで嬉しいよ…………』





ジャジャージャーン!!
ババーン!




「うわーん!!泣けるよぉ〜〜〜!!!」




「あ、駿羽のヤツ。また『ポケマジ』見て泣いてる」


天雅はソファーに座り、先日手に入れたノモセジムのフェンバッジを磨いていた


結果は勿論、天雅のストレート勝ち




そして現在は、前回ジムリーダーが不在だったヨスガジムに向かっていた





「どこが泣けるんだろうね、あのドラマ」



「さぁ…………」



「えー!十分泣けるでしょー!?ぐすっ」



破山の冷めた感想に対し、駿羽は反論する




「ほら駿羽、ティッシュ」


「ん、ありがとう」


天雅の渡したティッシュで、駿羽は感動の涙を拭う





『皆様こんばんは!「トレンド通信」のお時間です!!早速、今最も注目の最情報新をお届けします♪』



テレビは次の番組に変わっていて、放送されていたのは最先端情報を伝える『トレンド通信』




『それでは、まず最初の情報は…………「今、最も注目!黒髪の超美形トレーナー!!!」何やら期待出来そうです!』



「超美形ねぇ………」



「見た目だけなんじゃないのか?」



「強いのか………?」


「天雅様の足元にも及ばないでしょうけどね」





『そのトレーナーは、現在クロガネ・ハクタイ・トバリ・ノモセのジムを、凄い勢いで勝ち抜いている実力者という情報があり
どのジムでもストレート勝ち!インタビューしたリーダーからも、絶賛の言葉が出ています!!』



「へぇ、バッジ四つって事は俺と同じか…………」




『そして、そのトレーナーは美しい黒髪を持つ超美形で、顔は男性のようですが実は女性とのこと!
ジムリーダーから、バトルをした一般トレーナーの間でファンが急増しています』






「俺もバトルしてみたいなー」




「ねぇ、まさかと思うけどさ……………」



「…………当てはまり過ぎないか、これ」





『そして、その美形トレーナーの取材は未だに成功していません!
実際にバトルをしたトレーナーに取材したところ、現在確認出来ている手持ちのポケモンは
ギャラドス・モウカザル・ムクホーク・ルカリオ・ドサイドン

とのことです!!』



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