「ねぇ、まさかコレって…………」



「そのまさか、かもな……………」



駿羽と誠勇は顔を見合せるが、当の天雅はと言うと




「スゲー!!こんな偶然あるんだな!!!」



と、呑気にはしゃいでいた




「兄者…………」




『TVコトブキは、これからも美形トレーナーを捜す予定です!テレビをご覧の皆様からも美形トレーナーの情報をお待ちしております!
それではCMです、『トレンド通信』チャンネルはそのままで!!』




「凄い偶然だなー」



天雅は凄い偶然にニコニコ笑い、ポケモン達は鈍過ぎる主人にため息をついた




「あれで別人だったら、それこそ凄い偶然だよ……………」



「(どうやったら、そんな呑気な考えが浮かぶんだか……………)」




「なぁ!お前達は、そのトレーナーとバトルしたいと思わないか?」




「それは…………ある意味自滅だよ」



「天雅様の願いでも、こればかりは……………」



無邪気に笑いながらそう言う天雅に、メンバーは更に深いため息を吐く



「それじゃ、俺はもう寝るぜ。おやすみー」



「あ、うん。おやすみマスター」



「お休みなさいませ、天雅様」



「お前達も早く寝ろよー?」



「はーい」



「わかった」



天雅はそう言うと、先に部屋へと戻って行った






「ところで………どうする?」



天雅が部屋に戻ると強羅は他のメンバーに聞く




「どうするもこうするも、これから先天雅が取材される確率が高くなった……………ってコトでしょ?」



「しかも、本人が気付いて無いんだよねー………」



「まぁ、兄者は目立つ方だし…………此処に来るまで数えきれないくらいバトルもしてる」



「正直、ファンがいてもおかしくないのだし。バトルも連勝中だ」



「まぁ、アイツが強いトレーナーとして注目されるのは嬉しい事なんだが………………そうなると」




そこでポケモン達は皆黙り込み、そして……………





「天雅(様)(マスター)(兄者)に男が寄って来るんだよな………………」



そう言って、一斉にため息を吐くのだった



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