一方その頃



少し離れた場所では、てつへびポケモン・ハガネールと、見慣れた団員服を着た二人組が向き合っていた




「さぁ、おとなしく捕まれ!」



「お前を捕まえてピッピを貰うんだ!!」



二人組はそう叫ぶと、自分たちのポケモンを出してハガネールに攻撃する、が





「「『はどうだん』!!!」」


「何っ!!?」



突然どこかから放たれた二つの『はどうだん』によって、攻撃が邪魔された



すると、岩陰から二人のトレーナーと二匹のルカリオが姿を現す


その二人は、勿論天雅とゲン


すると天雅はニヤリと口角を吊り上げ、二人組に向かって




「よっ、 キノコ共



と、ムカつく程爽やかに挨拶をした




「「キノコって呼ぶなっ!!!」」



「んじゃ、まいたけか?
それともしめじ?マッシュルームってのも有るぜ?」


「「キノコネタやめろぉぉっ!!!!」」



二人組はキノコ呼ばわりされた事に腹が立ち、天雅に向かって叫んだ




「天雅ちゃん、この二人は一体………?」



「あぁ、こいつら色んな場所で迷惑な事ばっかやってんだ………………名前は、…………忘れた」



「ギンガ団だ覚えておけ!!それと、そこの長髪!」



「俺の事か?」



突然一人のギンガ団員が天雅を指差し、叫んだ



「お前もしかして、谷間の発電所やハクタイで我々の邪魔をした天雅か!?」



「え、何?俺って有名人〜?」





「お前はギンガ団のブラックリスト一位、要注意人物だ!!!」



「うっわ、嬉しくねー」



それを聞くなり天雅は「べーっ」と舌を出し、あからさまに嫌そうな顔をした




「丁度いい!ここでお前を倒して幹部に出世だ!!」



「おう!俺達ブラザーの力を見せてやる!!」



ギンガ団はそう言うと、モンスターボールを取り出した




「いいぜ、相手してやるよ」



天雅もポケモンを出そうとしたが、ゲンが制止する




「ゲン………?」



「だいたいの事情は分かった…………、ところでお前達は此処で何をしていたんだ?」



ゲンは鋭い眼差しでギンガ団を見つめ、無言の威圧を掛ける




「我々ギンガ団は、新しい世界を創る為に力が必要なんだ!」



「それにはポケモンの力も必要だからな、俺達の目的は強いポケモンの捕獲……………と言うわけだ!!」



ギンガ団の二人は薄ら笑い浮かべ、そう言い放つ




「なるほど……………………だったら、許すワケにはいかないな」



ゲンの口調は静かだが、言葉からは明らかに怒りを感じ取れた



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