『誰か』はそう言って微かに笑うと、ギンガ団の方に向き直った






『湖を汚した罪………………償ってもらおう、ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド!上に跳べ!!』



『誰か』が指示を出すと、炎神達は地面を蹴って宙に跳んだ





『今だ、ドサイドン「じしん」!!』



「了解」


三匹が跳び上がると、次に破山が『じしん』を使い地面を大きく揺らす



だが強羅と駿羽は飛行タイプを持っているため、『じしん』はギンガ団にのみ当たる





「くっ!ドクロッグ、ドサイドンに『かわらわり』!!」



幹部の男は揺れに耐えながら、自分のドクロッグに指示を出す


そしてドクロッグは、破山に向かって『かわらわり』を決めに行くが…………




『ギャラドス、「アクアテール」』



ドクロッグの目の前に強羅が立ちはだかり、すかさず『アクアテール』で吹き飛ばした




「ドクロッグ!総員、ポケモンを出せ!!」



幹部の指示で、ギンガ団は自分のポケモンを出そうとする



「ゴウカザル・ルカリオ・エルレイド・ムクホーク!ボールの開閉スイッチを壊すんだ!!」




『誰か』が素早く指示を出すと、駿羽は団員達のボールを弾き落とし


その隙に三匹はボールの開閉スイッチを壊して、ポケモンを出せない様にした





「なっ………!?ドクロッグ『どくつき』!」




『「はかいこうせん」っ!!!』




唯一残ったドクロッグは、紫色に光った手を強羅に叩き込もうとしたが、『はかいこうせん』が直撃して戦闘不能になった




「ドクロッグ!!」





『勝負、あったな………………さぁ、今すぐ湖を去れ!!!』



『誰か』はそう言い放ち、鋭い眼差しで幹部の男を睨み付けた





「私も負けてしまったか…………まぁいい、アグノム捕獲の目標は達成した…………………撤収するぞ!」


すると、何台ものヘリコプターが現れ団員達はそれに乗り込む


幹部もヘリに向かうが、ふと『誰か』の方に振り向いた






「お前が何者なのか………………興味が湧いた、アグノムを取り戻したいなら、トバリの本部に来い」




『そうか……………貴様の名は?』





「…………サターンだ」




そう答えたサターンは、怪しい笑みを零しヘリに乗り込む




そしてギンガ団を乗せたヘリは浮上し、トバリ方面に向かって飛んでいった







『とりあえず、一段落か…………力を貸してくれて、ありがとう』




『誰か』は強羅達に小さく笑うと、すぐさま横たわったポケモン達の方に駆け寄る




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