―キッサキシティ―




シンオウ地方の最北端に位置し、一年の大半は雪が降り積もる



別名は『氷煌めく冬の街』



雪が雑音を吸収しているために、街にはいつも静けさが漂っている…………が



今日はそこに、雑音全開で遊ぶトレーナーとポケモン達がいた



――――ばふっ




「うぎゃっ!!!」




「どーだマスター」


天雅の背中に雪玉が当たり、天雅は思わず声を上げる



「やったな駿羽!覚悟ー!!」



「うわっと!!」



「冷たっ!!」



天雅がお返しとばかりに投げた雪玉を駿羽が避けると、後ろにいた炎神に当たった



「駿羽ぁー!!」



そう叫ぶと、炎神は駿羽に雪玉を投げ始めた


「えぇー!何で俺なのー!?」



炎神の投げる雪玉を必死で避けながら駿羽は叫ぶと、天雅はカラカラと笑い


「いいぜ炎神!よっし、俺も参戦ー!!」


と言って、炎神と一緒に雪玉を投げ始めた



「うわーん!二対一なんて酷いよぉ!!」



駿羽はそう言いつつ、何故か楽しそうに逃げ回る
天雅と炎神も、駿羽と同じ顔をしていた




.
1/5
prev  next
.