―インターバル―



「ふぅ、まずは一人!」



破山と炎神の回復をしている天雅は、安堵の息を吐いた


「そりゃ、テンガン山であれだけ修行したんだもん」



「永久や心空も、相手してくれたしな」



「あはは…………アレは嫌でも強くなるよな」



「『槍の柱』も相当破壊しましたしね、修行というレベルじゃありませんよ」



「しかし、全員比べものにならぬ程強くなったでござる」



「そうだな、よし………………次も気合い入れていくぜ!!」



天雅がそう言うと、ポケモン達は笑って頷いた



―十分後―




回復を終えフィールドに戻った天雅を待っていたのは、四天王のキクノ



「準備は出来たみたいね、じゃあ始めましょ」



「………………はい!」



「これより、四天王・キクノとチャレンジャー・天雅による試合を始めます!それでは両者、ポケモンを!!」




「頼みますよ………………ナマズンっ!」



「出番だぜ!武刀!!」



「ナマズン対エルレイド、試合開始!!!」



「先行はあなたに譲りますよ」



するとキクノは優しく笑って、天雅に先行を譲る


「……………んじゃ、遠慮なく!『サイコカッター』!!」



「承知!」



天雅の指示が出ると、武刀は眼を閉じて刃を造り出し、それをナマズンに放った



「ナマズン『なみのり』!」



「ぐはっ!!」



しかしナマズンの起こす大波に、武刀もろとも『サイコカッター』が飲まれてダメージを受ける



「ちっ………全体攻撃か、武刀!『つじぎり』で波を分断しろ!!」



「くっ………はい!」



武刀は天雅の指示通り、『つじぎり』で波を真っ二つにした



「そこで『いわなだれ』ですよ!」




「しまっ………!!」



波に気を取られていると、武刀の頭上から『いわなだれ』が襲いかかった



「ああっ!!」



「武刀っ!………………………『リーフブレード』で岩を切り裂け!!!」




「わ、分かりました!」



武刀は頷くと肘の刀を伸ばし、凄い速さで岩を一刀両断していく




「よっし!ナイス武刀!!」


「ほほほ!やりますね…………ならナマズン、髭で捕まえなさい!!」



キクノが指示した瞬間、ナマズンの髭が伸びて武刀を捕まえた



「なっ!?」



「武刀!!」




「『くすぐる』攻撃!」



するとナマズンの髭は、武刀の体をくすぐり始める



「うわ!?……………や、止めるでござるぅぅぅ!!!」



武刀の悲痛な叫び声も虚しく、ナマズンの『くすぐる』は容赦なく武刀を襲う


「く、くすぐったいでござるーーーっ!!!」



「武刀落ち着けぇー!!」


武刀は笑いの混じった叫び上げるばかりで、バトルどころでは無くなっている



「くっ…………そうだ、武刀!眼ェ閉じろ!!」



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