「あんな場所から……………っ!!」



顎に『スカイアッパー』を受けたカバルドンは、痛みに仰け反る



「油断は禁物ッスよ?」



そして天雅は、ニヤリと笑ってそう言う


「ほほ、面白いわねぇ…………カバルドン!『のしかかり』!!!」



「決めろ誠勇!『はどうだん』!!!」



「はぁっ!!!」



『のしかかり』を決めようとしたカバルドンに『はどうだん』が直撃して、カバルドンはフィールドに倒れた



「カバルドン戦闘不能、ルカリオの勝ち!よって勝者チャレンジャー・天雅!!!」



「よっしゃあ!!」



「やりましたね、天雅様!!」



「誠勇、お疲れ様っ!!」



天雅がにっこり笑い誠勇の頭を優しく撫でると、誠勇は気持ち良さそうに眼を細めた



「ご苦労様カバルドン………ふふ、ポケモンと一緒に勝利を勝ち取る…………………あの子は、ちゃんと分かっているわ」



その様子を見ていたキクノは、優しい笑顔を浮かべて呟いた




―十分後―




「やっと俺の出番だな」



「次はオーバか…………」


インターバルを終えて戻って来た天雅を待ち構えていたのは、オーバ



「ナギサでお前のバトルを見てから、戦いたくてウズウズしてたんだ!早速始めるぜ!!!」



「じゃあ、四天王の実力を見せてくれよ!!」



「言われなくても………………出番だ!ヘルガー!!!」


「暴れてこい!駿羽!!」



「任せといて!!」



「ヘルガー対ムクホーク、試合開始!!!」





「駿羽!『つばめがえし』!!」



「ヘルガー!『あくのはどう』!!」



試合開始と同時に、お互いの技が激しくぶつかり合う




「ヘルガー!『ヘドロばくだん』を撃て!!」



「駿羽に毒タイプの技は効かないぜ!『はがねのつばさ』!!」




「それっ!!」



駿羽は硬くなった翼で、『ヘドロばくだん』をいとも簡単に防ぐ



「ちっ、駄目か………………だったら溶かしちまえ!!『かえんほうしゃ』!!!」


「うわあぁっ!?」


ヘルガーの口から灼熱の炎が吹き出し、駿羽の体を覆ってしまう



「『フェザーダンス』で炎を吹き飛ばせ!!」



「くっ…………分かった!」



すると駿羽は自分の羽と一緒に、ヘルガーの『かえんほうしゃ』を吹き飛ばした

そして、羽は炎を纏ったままヘルガーに降り注ぐ



「ヤベッ!ヘルガー避けろ!!」



上空から降る火の羽に、オーバは慌ててヘルガーに指示をする



「隙だらけだぜ!!『ブレイブバード』!!!」



「しまった!ヘルガー………っ!!」



羽に気を取られていたオーバは反応が遅れ、指示を出す暇も無く駿羽がヘルガーに突っ込む


「ヘルガー!!!υ」



ヘルガーは『ブレイブバード』の威力で、宙に弾き飛ばされる



「行け、駿羽!『つばめがえし』!!!」



「終わりだーっ!!」


天雅が叫ぶと、駿羽は『ブレイブバード』から『つばめがえし』を決め、ヘルガーは倒れる



「ヘルガー戦闘不能!ムクホークの勝ち!!」




「やったぁー」



「いいぞ駿羽!!」




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