「お見事でした、天雅さん!」



ゴヨウが笑いながら天雅に近づいて来た





「貴女は本当に強いですね……………私の完敗です」


「ありがとなゴヨウ!でも………強いのは、俺じゃなくて強羅だぜ?」



天雅がサラリとそう言うとゴヨウは一瞬驚いた顔になるが、すぐに笑顔に戻って呟いた



「そう思えるのが、貴女の強さなのかもしれませんね…………」



「えっ?」



「いえ、何でもありませんよ
では天雅さん、私達四天王に勝った貴女には、チャンピオンとバトルする資格が与えられます」



『チャンピオン』と言う言葉に天雅は目付きが変わり、真剣な表情になる


「チャンピオンとのバトルは、明日この闘技場で行なわれます。頑張って下さい……!」


「…………勿論!!」



天雅がそう答えると、ゴヨウはにっこり笑って顔を近付け



「健闘を祈ります……」



と囁いて、額にキスを落とした




「っ!!?」



「なっ、お前………!!」



天雅は突然の事に真っ赤になり、強羅はゴヨウに掴み掛かろうとすると



「ゴヨウさん!抜け駆けなんてズルいですっ!!!」



「そーだぜ!俺も狙ってんだっ!!!」




と叫びながらリョウとオーバが全速力で走って来て、その勢いのままゴヨウを押し退ける



「天雅ちゃん、明日頑張ってね」



「応援してるぜ、天雅!!」



そして二人は天雅にそう言うと、リョウは右の頬、オーバは左の頬にキスをした


「っ!!!???」



「お前ら………………」



またしても、それも二人同時にキスされた天雅は気絶寸前、そして強羅は黒オーラ大放出



しかし、強羅が三人に攻撃しようとすると
突然ボールの中から、破山と武刀が出て来た



「お前達…………」


「強羅、たまには僕にもさせてよ」



「まぁいい、お前なら安心だ」



「ありがとね」



そして強羅がボールに戻ると破山は礼を言い、黒い笑顔を見せ


リョウ・オーバ・ゴヨウに『がんせきほう』を撃った





「「「!!?」」」



破山が三人に制裁を下している一方、武刀は真っ赤になって呆然としている天雅に、オロオロしている




「天雅殿!お気を確かに!!」




「………………キスされたキスされたキスされた」



しかし天雅は上の空でぶつぶつ呟くばかりで、武刀は破山に助けを求める


「破山殿!どうすれば良いでござるか!?」



すると破山は攻撃を一旦止めて擬人化し、天雅の方に歩み寄る


「こーゆー時はね、いっそ気絶させるのが一番なの」



「そ、そうなんでござるか!?して、その方法は?」



「うん、こうするの」




……………ちゅっ



「破山っ!!?」



破山はニコニコ笑い、天雅の額にキスをする




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