「破山!しっかりしろ!!」


「『カウンター』は強力な技を使うほど、自分の首を締めるわよ!」



「………………破山!『じしん』!!!」


すると天雅は破山に『じしん』を指示するが、シロナは動じずルカリオに指示をした


「『しんそく』で近づいて!!」



ルカリオは『じしん』で地面が揺れるフィールドをものともせず、破山との距離を詰めていく


「じゃあ、コレはどうだ?破山!フィールドに『かわらわり』!!!」


「オッケー」


天雅がニヤッと笑って言うと、破山は揺れているフィールドに『かわらわり』をして、更に衝撃を加える


「ルカリオっ!!」



この予想外の揺れに、ルカリオは足がもつれてバランスを崩してしまう



「チャンスだ破山!ルカリオに近づけ!!」



ルカリオがバランスを崩したのを見て、天雅は叫ぶ


「至近距離でぶっ放せ!『がんせきほう』!!!」



「行けえーーっ!!!」


破山はルカリオに接近し、手のひらを向けて『がんせきほう』を発射する
その時…………



「ルカリオ!『はどうだん』!!!」



シロナの必死の叫びが響いて、ルカリオの『はどうだん』が放たれる



そして、お互いに至近距離から技を受けて、破山とルカリオは同時に倒れた




「破山…………!!!」



『ルカリオ・ドサイドン、同時に戦闘不能!よってこの勝負、引き分けです!!』



「ありがとう破山、よく頑張ったな」



「お疲れ様、ルカリオ…………後は休んでいて」


二人は自分のポケモンに優しく言葉を掛け、ボールへと戻す



『白熱のバトルはまだ続きます!両者、三体目のポケモンを!!!』



「任せるわよ!ロズレイド!!」



シロナの三匹目は、ブーケポケモン・ロズレイド



「行ってくれ!誠勇!!」



対する天雅は、ルカリオの誠勇を出す



『ロズレイド対ルカリオ、試合開始!!!』



「まずは誠勇、『はどうだん』!!」



「はい!!」



誠勇は手に波導を集め、ロズレイドに向けて撃ちだす


「ロズレイド!『はなびらのまい』で防いで!!」


すると、大量の花びらが『はどうだん』を防ぐ盾になり、ロズレイドの身を守る


「上がガラ空きだぜ?『アイアンテール』!!!」



「しまっ……………!」



シロナは指示を出そうとしたが、誠勇は跳び上がってロズレイドの真上を取り
そこから『アイアンテール』を振り下ろす



「ロズレイド!…………『ねむりごな』!!」



「ヤバッ!誠勇躱せ!!」



「逃がさないわよ!!」



シロナが言うと、ロズレイドの花束の中から刺がびっしり付いたツルが飛び出して、誠勇を捕まえる



「なっ!!?」


「眠りなさい………!」



誠勇は慌てて藻掻くが、ロズレイドの花束から吹き出した『ねむりごな』が降り掛かると、次第に動きが鈍りついには眠ってしまった


「誠勇っ!!」



「さあ、反撃開始よ!『はなびらのまい』!!」



ロズレイドは眠ってしまった誠勇を、『はなびらのまい』で攻め続ける
しかし、激しい攻撃を受けても誠勇は一向に起きる様子が無い



「誠勇!起きてくれっ!!」


「……………すー、すー」



天雅は誠勇を起こそうと必死で名前を呼ぶが、誠勇は今だ夢の中


「このまま一気に決めるわよ!『ウェザーボール』!!」


「誠勇、躱せーっ!!!」



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