「強過ぎる………何なのよ!?アンタっ!!」

「俺?……俺は、フタバタウンの天雅だ」


そう言って天雅はもう一度、先程よりいっそう挑発的に笑う。その姿はまるで喜劇を楽しむ悪魔にも見えた


「そう………覚えておくわ。アタシはギンガ団幹部のマーズよ」

「ギンガ団………?」

「ギンガ団はいずれこの世界を変える……まぁ、ボウヤにはその偉大さは分からないでしょうけどね」


マーズは意味深な言葉だけ残して、下っぱを引き連れ発電所から去っていった



―205番道路―


「パパーっ!!」

「大丈夫だったかい?心配かけてゴメンよ!!」


女の子は無事父親と会うことが叶い、笑顔で抱き付く


「本当に、助けて頂いてありがとうございます!!」

「いいって別に、俺が好きでやったんだから」


頭を下げて感謝の言葉を繰り返す父親に天雅は笑顔で応えた、すると女の子は


「お兄ちゃん!助けてくれたお礼に、私がお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる」

と満面の笑みを浮かべて言い切る


「え゛っ!!?」

「!!?」

「兄者を旦那にっ!?」

「マスターは本当モテるねぇ」


その後、天雅は小さくも大胆なプロポーズを丁重に断り


一行は、また旅を続けたのであった…………



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