―一時間前―




トバリシティに到着した天雅達は、シンオウ一の品揃えを誇る
『トバリデパート』で買い物をしていた




「えーと、『どくけし』に『まひなおし』は買っただろ…………………それと」





「マスタぁー」



「うぎゃっ!!」



その時、後ろから背の高い茶髪の青年に抱き付かれ天雅はよろめいた




「ビックリした……………………駿羽、お前俺よりデカくなったんだから、もう少し手加減してくれ」



天雅に抱き付いて来たその青年は、ムクホークに進化した駿羽だった




「ゴメン、進化したばっかでまだ自覚出来て無いんだ」



進化して急に大きくなった為、駿羽はその変化にまだ少し戸惑っていた



「まぁいいさ。ところで、何かあったのか?」




「うん、あっちに変わったコーナーがあったんだ。強羅達もそこにいるよ」




「変わったコーナー?」



天雅は気になって、駿羽にそこまで連れて行ってもらった




―トバリデパート四階―



「へぇ……………」



四階に着くとそのフロアには、ポケモンの人形やオモチャの家具等が置かれていた



「みんな、マスター連れて来たよー!」



駿羽は向こうにいる強羅・炎神・誠勇を呼ぶ



「天雅」



「お待ちしておりました天雅様っ」



「兄者、さっそくだけど此処は何を売っているんだ?」



炎神は知りたそうにウズウズしている




「此処は………………『ひみつきち』の道具を売ってるみたいだな」



「『ひみつきち』?」




「『ひみつきち』って言うのは、一人が一つ持つ事の出来る自分だけの基地だ」




「それでは、この人形や家具は何ですか?」




「それは『ひみつきち』に置く物で、自分の好きな道具を好きな場所に置いて、自分好みの基地にしていくんだ」





「じゃあ、あれは?」



そう言って駿羽が指差したのは、ヘルメットやハンマーのセット




「これは、『探検セット』コレを使って地下通路に行ってお宝を見つけたりするんだ」




「「お宝っ!!?」」



天雅の『お宝』と言う言葉に、炎神と駿羽が眼を輝かせた



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