「何か、地面に埋まっているヤツ踏んだらっ……………急に普通に歩けなくなったぁーっ!!」



天雅は壁に激突したり、転びそうになったりしている




「あ……『混乱トラップ』!」



「何なのそれっ?」



「地下通路の地面には『トラップ』が埋まっている事があって、踏むと様々な効果が表れる。『混乱トラップ』は、方向の感覚がおかしくなってしまうトラップなんだ」



「治す方法無いのかよー!?ヒョウター――痛っ!!」



ヒョウタに助けを求める間も、壁にぶつかる天雅




「トラップの効果は歩いていれば自然に治るから、大丈夫!」



「分かったケドさ、おわっ!あ゛ーっ、進みたい方向に進めねぇ!!」




方向の感覚が混乱している天雅は他人から見ると、奇妙キテレツ摩訶不思議な歩き方をしていて。

壁に激突するのを繰り返していた



「う゛えー眼ぇ回るー!!」



「天雅様、お気を確かにーーーっ!!」



「何というか……………、傍から見ると痛いな」




「俺だって、好きでこんな変人行動やってんじゃねぇっっ!!!―――うぎゃっ!!」



怒る事に気を取られていた天雅は


綺麗ーに顔面衝突した




「痛ー………、って……………うぁっ!!!



その時足が縺れ、天雅はバランスを崩し前に倒れる



「天雅ちゃんっ!!」




――――――ドサッ




「ん………………、あっ!ヒョウタ!!」




「間に合って良かった…………」



しかし、ヒョウタは天雅をギリギリ抱き止め、腕の中に収めた




「あ、…………ありがとうヒョウタ」




「天雅ちゃん……………」




「うわっっ!!!」



ニッコリ笑った天雅を見たヒョウタは思わず、腕の中の天雅に抱き付いた




「ヒョウ、タ………?」




「(やっぱり君は可愛すぎる…………!!)」




「ヒョウタってばベタベタし過ぎー」



「だ、大胆だな………」



その様子を見た駿羽は口を尖らせ、炎神は赤くなって二人を直視出来ずにいた


すると、駿羽と炎神の後ろに二つのどす黒い影が動いた



「しゅ、駿羽……っ」



「や、ヤバいぃ〜……」





「貴様ぁぁ…………っ」



「朽ち果てろ…………っ!!!」



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