あの日。現国の授業が異様に眠かったあの日。夕飯のコロッケを揚げる匂いにつられてリビングへ早めに降りていったあの日。赤也と喧嘩をした。大ゲンカだった。理由がなんだったのか、その時のショックで私はすでに忘れてしまった。赤也はきっと今も覚えている。私の腕を赤也が折った日。
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斜掛