あとがき
これにてVivid、完結です!
最後までお付き合いくださりありがとうございました!!
いやー敬語じゃないかっこいいコナツ君を目指して書き始めたこの小説。
最初はそういったコナツ君が書きたい!というノリで書き始めたものだったので、途中苦戦するかもしれないと思っていたのですが、あっさりスルスル〜っと書けてしまいました。
これが意外にも楽しくって!
ヒュウガやアヤナミ様夢を書くのとはまた違う感覚で、タメ口コナツ君、とっても新鮮でした。
実はコナツよりも夢主のほうが聡かったりします。
ヒュウガほどではありませんが。
もう少しアヤナミ様との絡みも欲しかった気もしますが、まぁコナツ夢なのでいいかなと思っております。
可愛い顔して実は筋肉がしっかりとついているなんてちょっとときめくわ〜、なんて不埒な気持ちで途中書いていましたが、裏がなかなか想像できず、吹っ飛ばしてしまってすみません。
純粋純情コナツ君も大好きなんです。
さてさて、私事ですが。
この小説を書いているときに10歳下の妹から「07-GHOSTの夢小説で良いサイト知らない?」と聞かれました。
私は07-GHOSTの夢小説は書く専門で、実のところこの数年全く読んでない上に、私のサイトを教えたくもなかったので「……知らない(汗)」としか答えらえませんでしたが(笑)
さすがに裏などもあるのでですね…お姉ちゃん複雑です。
〜After that〜
「コナツさんって、私に怒ったことないですよね。」
最近昼間だけでなく夜も暑くなってきた。
そんな初夏のある日、ポツリと呟くような言葉が耳へと届いて、なんとなく見ていたテレビから目を離して隣に座る名前の方を向いた。
「何、怒られたいの?」
そんな、まさか、名前がそういう性質だとは思ってもみなかった。と言えば、名前は首を思い切り横に振って「違います!そうじゃなくって!」と精一杯否定するものだから吹き出すように笑った。
大丈夫、冗談だって。
「怒られたくはないんですけど、コナツさんって私に一回も怒ったことないじゃないですか。ヒュウガさんには『仕事してください』って怒るのに。」
膝を折り曲げてちんまりと丸くなっている名前はどこか拗ねているようにも見える。
もしかして、いや、やっぱり名前は怒られたいのだろうか。
そんな、まさか。
「まぁ…名前には怒る必要性を感じないからね。」
「それはそれで嬉しいですけど、ヒュウガさんとは何だか仲良しさんみたいで羨ましいです。」
「羨むとこ違うから。絶対違うから。」
「でも喧嘩するほど、って言うじゃないですか。」
「喧嘩しなくても仲良いパターンだってあるって。」
なんで急にこんな話になったんだ。
喧嘩なんてしようと思ってするものじゃないし、できることなら正直あまりしたくないし。
僕は名前の笑顔を見るのが好きなんだし、怒った顔なんて……まぁ、一回くらい見てもいいかな。
名前なら怒った顔も可愛いかもしれない。
今の納得がいっていないような拗ねた表情だってすごくかわいい。
「そうだなぁ、怒るっていうより忠告するなら、」
「するなら?」
『何、何?』と期待するような表情を浮かべるも、その瞳には『何かあるのだろうか…』と不安な色も見られて、一体どうして欲しいんだと、彼女の複雑な乙女心に内心苦笑を浮かべながら名前のむき出しの腕を掴んで抱き寄せた。
「暑いからって露出しすぎだよ、名前。」
肩は見えてないけど白い腕や細い脚が丸見えだ。
ショートパンツの誘惑が半端ない。
僕の葛藤なんて微塵たりとも知らない名前は、「お父さんみたいですよ。」と吹き出すように笑った。
全くこの子は。
「聞こえないんだけどなー。もう一回言ってくれる?」
にっこり笑顔を浮かべながら名前の両頬をそれぞれ引っ張ってやる。
「ごめんにゃひゃいごめんにゃひゃい。」
「どうせ僕しか家にいないし目の保養になるからいいけどさ、誰か来たらどうするの?」
呆れたようにため息を吐き、引っ張っていた頬を解放してやると、名前はその頬をさすりながら特に気にしないとばかりに微笑んだ。
「どうするって…このまま出ますよ?」
「あのね…。ま、いいよ。」
仕事が休みだからとパジャマで一日中家にいるような子じゃないし、見るのは僕だけだろう。
しかし名前にはこれだけは覚悟してもらわないと。
「暑いのはわかるけどさ、露出は足か腕かせめてどっちかにしてくれる?あんまり薄着でいると襲うけど?いい?」
僕としては好都合だけど。とわざとらしく首を傾げながら微笑むと、名前は数秒思考を停止させた後、素早く立ち上がって踵を返した。
「何か羽織るもの取ってきます!」
「そうだねー。明日仕事行きたいならそれがいいと思うよ。」
リビングを出て行った名前を見送りながら、やっぱりもったいないような気がしなくもない。
せっかくの目の保養だったし、彼女が自分の前で露出してるのもむしろ嬉しいし。
だけどこちらの理性がいくつあったって足りやしない。
残念。と内心呟きながらも、名前が上着を羽織ってきたら、そのままラグの上に押し倒そうと邪なことを考えながらテレビを消した。
さっきと言ってること矛盾してますー!と名前が叫ぶのを想像してみて、そして想像は現実となった。
―Eternal live happily―
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