長電話





「うそっ?!ほんとに??」


あはは。なんて笑いながら右手には携帯電話。
長電話は女の子の特技分野で、1時間なんてあっという間。
話すことは無限で、私は携帯を片手にベッドに座って靴を適当に脱ぎ、放り捨てた。
そんな中、後ろから伸びてきた両腕は私をゆっくりと、だけれどしっかり抱きしめた。


「ちょ、ヒュ……、あ、ううん、なんでもない!」


急に抱きついてきたヒュウガに身をよじるが離してくれる気配はない。
「どうかした?」なんて電話先の友人が不振がっている。


「で?それでどうなったわけ?」


抱きついてきたヒュウガなんてお構いなしに電話を続けると、首筋に顔をうずくめられた。
その上もそもそと服の中に入ってきたヒュウガの右手。
横目でヒュウガの顔を見ると、ちょっとご立腹そうな顔をしていた。


「あ〜ごめん。大きな子供が駄々こねてるから今日はもう切るね。この話はまた今度♪」


大きな子供?と疑問を抱いている友人だったが、私はまたね。と電話を早々に切った。


「こらこら!ブラ外さないで!拗ねてるヒュウガなんて珍しいじゃない。何?寂しかった?」

「わかってるならこれからオレに付き合ってよ。」


首筋をねっとりと舐め上げられ、きつく肌を吸われた。


「え〜。ヒュウガ嫉妬すると激しいんだもん。ヤダ。」

「彼氏といるのに長電話した罰だよ♪1時間も待ったオレにご褒美ちょーだい☆」


私がご褒美?
それはおいしく頂いてもらわなくては、と彼の唇にキスをした。
それは激しい夜が始まる合図となった…


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