手作りおやつ




モブ子からプレゼントをもらったサトルクン
要らないって断ってるのに置いて行かれてため息
うざ…って呟きながらゴミ箱に放って顔を上げると、なまえさんがぽつんと立ってた

「……食べ物だし、なに入ってるかわかんないから」
「…そっか」

思わず言い訳みたいになったサトルクンになまえさんが笑う
サトルクンに頑張ってクッキー(手作り)を用意してたなまえさん、私も手作りだ…どうしよ…って出せないでいると、無言でずっと後ろを付いてくるサトルクン

「…どしたのさとる」
「………おかし…なまえがくれるって…」
「……手作りだからさ…」
「ほしい…」
「…」
「なまえは別枠…」

おずおず差し出すとデカい手で小さい袋を抱きしめるサトルクン…

「ありがとう…一生大事にする…家宝にする…」
「いや食べて」

ほわほわ静かに喜んでるサトルクンかわいいね

「結構練習したんだ…☺️ゆじくんめぐみくんとか、建ちゃん伊地知くんに美味しいって言ってもらえたから自信付いた☺️」
「は?なんで僕より先に食べてんの?」
「さとるに美味しいやつ食べさせたかったから…」
「やー😭なまえが僕のために作ってくれるおやつは僕のだもん😭他の男に食べさせちゃヤダッ😭」
「ジャイアン…」

次から試食もすべて自分で行うサトルクンと、私はなにを…?ってなるなまえさん




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