気になるひと
気になるひと
俺にはひとつしたの妹がいる。ミオは俺の自慢の妹だ。見た目はよくクールビューティといわれるし、性格も明るすぎず暗すぎもしない。
俺はたまに回りからシスコン呼ばわりされるが、断じてそんなことはない。
そんなミオは最近、夏のバレー部の合宿で出会った孤爪に恋をしている。
「京治お兄ちゃん、研磨くんのトス、スゴくきれいだよね」
夏の合宿、食堂でほわんとした表情を浮かべるミオは、孤爪について楽しそうに話す。
「そう? 普通じゃない?」
俺がそう返してもミオは上の空で聞いていない。
そうしてあろうことか、ミオは合宿の最終日の朝、孤爪に告白をした。
「研磨くん、私、研磨くんが好き……」
「えっ、うん、ありがと」
おれに好意を寄せている子がいる。梟谷のミオ、赤葦の妹だ。 黒髪ストレートを肩まで伸ばしたその子は、とてもかわいい。
合宿最終日の朝、突然告白された。
周りには人がいるのに 。
クロや夜久くん、木兎くんなどのメンバーが面白がって俺たちを見るなか、赤葦だけはおれを睨むように見ていた。少しだけ怖い。
だけどおれは、ミオの告白に返事をする。
「おれ、恋愛とか得意じゃないけど、それでもよければ」
ミオはパアッと顔をほころばせる。おれもつられて笑えば、周りからやじがあがる。
相変わらず赤葦は気に入らなそうに見ていたけど、おれはこの日、ミオと付き合うことになった。
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千明さまリクエストです。
研磨くんで赤葦くん妹のお話です。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!
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