甘い聖夜
甘い聖夜
和気あいあいとしている女子二人組を見て微笑ましくなる。
烏野のマネージャーの清水さんとミオは仲が良い。
「ミオちゃんって青城の及川くんと付き合ってるんだよね」
「うん、ああ見えて一途なんだぁ。今日は今からクリスマスデート!」
嬉しそうに話すミオに、清水さんの方もまた笑顔になっている。
ああ、ミオってば本当にかわいい。
「あ、徹くん、来てたの」
「まあね。早く終わったから」
俺が体育館にいたことにようやく気づいたミオは、俺を見てさっきよりも何倍も眩しい笑顔を浮かべた。
そうして、一旦家に帰って着替えてからクリスマスデートに出掛ける。
本当は時間がもったいないから制服のままでもよかったけど、でも着替えたかいはあると思う。今日のミオは一段とおしゃれをしている。
クリスマスだから気合いを入れてくれたんだろう。
「わー、イルミネーション、きれい」
二人、手を繋いでイルミネーションがきらめく町を歩く。
イルミネーションなんか目に入らない。隣にいるミオのせいだ。
耐えきれなくなって、ミオを抱き締める。
「徹くん?」
「今日のミオ、かわいすぎ」
きらめくイルミネーションが俺たちだけを照らし出す。
甘い聖夜のひとときを。
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150万hit&クリスマス企画。
ゆかりさまリクエストです。
メリークリスマス!
161209