あなたを想う世界
++11++
「かいとー。アイスクリーム屋さんができるんだって。
食べに行こう!イロイロ食べ比べしようよ」
「お、いいな。いこうぜ」
「あれっ。それ、それにこれも美味しそう」
「チョコアイス3種!」
人生初トリプルですよ。3種にしぼるのに悩んだよ。
おいしい♪
若干寒くなりながら完食。
スーパーで食材を買おうと移動してきたのだけど。
スーパーも寒くて冷える。
お腹に不穏な感じが・・・痛い。
トイレ発見。快斗の服のすそをひいた。
「ちょっとトイレ行ってくるね」
「おう。こっちだな」
日和がトイレに行くと言い出した。
こいつ顔色悪ぃな。
あぁー。。。アイス食わせすぎたか。
この体に3段はでかすぎたか。。。
椅子で待ってるとヨロヨロした日和がでてきた。
とりあえず温かい飲み物を自販機で買って渡したが。
ひざに向かい合わせで座らせて様子を見る。
辛そうだな。
「大丈夫か?腹いたい?」
黙ってうなずいてぎゅっと抱きついてきた。
今までにない反応に焦る。
腰の辺りをゆっくりなでながら暖めてんだけど、
腹かかえこんでおでこで俺の胸グリグリしはじめたな。
「もっかい行くか?一緒に行くか?」
前半うなずいて後半に否定された。
さすがに子供とは違うとはいえ、心配だ。
トイレに見送ってから、急いでブランケットと腹巻と使い捨てカイロを探した。
もう夏だからな。ドラッグストアにおいてあってよかったぜ・・・
使えるように袋から出して待っていると
マジでゲッソリ出てきてさらに焦った。
とりあえずカイロをセッティングした腹巻を
下から装着してやる。もはや抵抗する気力もないらしい。
そしてブランケットでくるんでひざの上で抱きしめる。
背中をなでながら顔を覗き込んでみる。
「日和?帰れっか?もうちっとココにいるか?」
「帰る」
「トイレいいか?」
「うん・・・」
できるだけ揺らさずに足早に帰る。
家に帰るころにはやっぱ辛そうで。
トイレの前でおろすとそのまま入っていった。
出てきた日和をつれてオレのベッドへ連れて行き
お湯割ポ○リを持たせる。
ずいぶん顔色ももどってきたな。
コップを受け取って毛布をかけてやると包まって目を閉じた。
仕掛けを作ったりしながら様子を見てると
日和が起きた。お、マシになったみたいだな。
「なおったー」
まぁでも、今夜はおかゆな。
遅い夕食をとって風呂であったまってベッドに入れた。
オレも日和のベッドにもぐりこんで抱きしめて寝る。
夜中に熱を出して3日学校を休んだ。
本当に油断もすきもねーな・・・
子供はアイスの量に注意っと・・・
03/30
戻