内気な研究者(トリト)
今日は…いや、今日もフウラシティに足を運ぶ。
私の目的はフウラシティにある研究所。
そこにいる気弱な研究者に会う為に私はこの町を訪れたのだ。
「トリトさん!」
研究所に着いた私は早速彼の名前を呼ぶと、
「ひっ…!
……あ、ナマエさんでしたか…」
とラッキー…いや、正確にはラッキーの後ろからそう喋る声がした。
そう。それが彼…トリトさんだ。
トリトさんは気弱で、人見知りだし、緊張の余り人前で話すことが出来ない人だけど、ポケモンのことに関してはフウラシティにいる誰もよりも詳しいし、優しいと思う。
「えっと…どうかなさいましたか、ナマエさん?」
と私に尋ねた彼に私は本心を告げた。
「トリトさんに会いたくて、来ちゃいました
……って、ちょっと恥ずかしいですね…あはは…」
しまった。突然こんな事を言われても困るだけではないだろうか…トリトさんは今どんな気持ちなのだろう。私の事を気持ち悪い…とでも思っただろうか。
不安になりながらトリトさんの顔を見た。
「……顔、赤い…」
「えっ…!?あ、えっと、そのっ…」
思わず声に出てしまったがそんな事よりもトリトさんが顔を赤らめ口元に手を当てている…男の人に言うのはどうかと思うが、とても可愛い。
「その…何ですか?」
「ぼ、僕も…ナマエさんに会いたかった……です。」
ああ、やっぱり素敵だ。
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