間違え
「ここの関所を抜けて、そう、ここを通り抜けるんだ。
首都への襲撃だ。いいか。我々の未来のために!」
森に集まったエルフ達が言う。
首都への襲撃の計画。
私は幼い頃連れていってもらったことがある。
たしか、まだそんなに酷くなかった時。
なんでこうなったんだろうね。
「マチルダ。A班をよろしく頼む。」
「はい、わかりました。」
そう言うとA班のグループから歓声が上がる。
「マチルダさんがいれば怖いものなしだ!」「よろしくおねがいします!」などのもの。
私は剣を高く突き上げて皆に言う。
「私たちは何も悪くなどない!
私たちの未来のために!」
皆、同士が、
雄叫びを上げる。
トロールも棍棒を突き上げて。
ケンタウロスも、ピクシーも。
みんな、みんな。
大きな大きな戦いが始まる。
私たち、間違ってなどいないよね…?
- 22 -
[*前] | [次#]
ページ:
星空