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「ちょうど抜けれたみたい。」
禁止地区の発表のあとすぐに海は森から抜け出していた。
そこは、まだ海が探索をしていない場所で、波の音が聞こえていた。
波の音が聞こえるやすぐに、森の方へ引き返し適当な木を見つけると動物のようにすぐに上り太い枝の方へと身を預けた。
葉のついた枝をできるだけかき寄せ、隠れるようにして眠りの体制につく。
荷物の入った鞄がや武器が危なかっしく揺れるが、それを片手に取ると近くの枝に引っ掛けてまた、眠りの体制につく。
「ふぁぁあっ」
口を大きく開け、あくびをする。
薄く目を開け、顔にかかっている葉をぼーっと見た。
「疲れた…。」
小さく呟く。
「僕の体内時計が今の時間に寝たことによって狂わなければいいけど。」
また小さく呟く。
それだけを呟くと海は目を閉じ、眠りについた。
―朝は近い。
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星空