つぶやきの部屋

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2025/04/13 17:50

まるで、映画のワンシーンのような
スカラビア寮での宴に招待された監督生とグリム。

普段は食べることのできない豪華な食事に目を輝かせて飛びつくグリムを横目に近くにあったグラスを手に取る。鮮やかな色彩と繊細なデザインのグラスは割ってしまえば一生かけても弁償できるかどうか分からない。

間違っても落としたりぶつけたりなんてしてはいけないと思いながらグラスを傾ける。ふわりと香った花のような香りにほんの少しの違和感を覚えるが、口に含んだものを吐き出すなんてことが出来るはずもない。ゆっくりとそれを嚥下し、一度グラスを置こうとした瞬間だった。
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