赤「ぎゃあああああああ!!!!」
青「ぎゃあああああああ!!!!」

「ヒィッwwwwwwwww」

青「ふっざけんな!ふざけんなよ!顔!てめぇ!」

赤「絶対許さない絶対許さない絶対許さない絶対許さない」

紫「超地獄絵図なんだけど」

黒「2人とも半泣きじゃないですか」

黄「つーか規格外のサイズが今だけ集まって一個のパソコン覗き込むとか無理があるでしょ」

桃「だからテレビと繋いでるんじゃん!」

黒「まあその繋いだテレビのお陰であのビビリ2人が半泣きなんですけどね」

緑「というかお前らうるさいのだよ」

「近所迷惑もいいところだよ」

緑「この企画の発起人は誰だと思っている」

「私でぇーす」

紫「いい感じにウザイ」

黒「今のは黄瀬くんといい勝負」

「えっそれは死にたいレベル」

黄「どういうことっスか!?」

赤「お前ら僕が一生懸命操作してる時に随分楽しそうだな!」

「そりゃもちろん赤司達のお陰だよ」

青「ぎゃああああ!また来た!また来た!」

赤「おい!大輝!操作しにくい!」

桃「ビビリ同士って仲良くなる法則でもあるのかな」

緑「ホラゲをやってる時だけしこたま仲がいいのはもはやテンプレなのだよ」

紫「まあ普段も割と意味わかんないこと言って2人で喋ってるけどねー」

「まあ厨二班だから」

桃「あぁ…(遠い目)」

黒「にしても僕の光天使」

黄「黒子っちブレなさすぎィ!」

紫「いやでもあそこまで涙目でぷるぷる震えながらゲームしてたら可愛いよねー」

「いやほんとに全くその通りだと思う」

桃「まあ勿論ビデオが回ってるから永久保存だよ、これ」

黄「いつから回ってたんスか!?」

桃「最初っからに決まってるじゃん!」

「まあ私とさつきの手にかかればこの程度…」

「「赤子を殺すより楽な作業よ」」

緑「にしても一向にクリアに近づかないな、あの2人」

黄「さっきから迷路で迷子になってるっス」

黒「というか今日は黄瀬くんあんまりぶっ飛んでないですね。調子でも悪いんですか」

黄「え?ぶっ飛んでほしいんスか?」

黒「いえ、遠慮しときます。これ以上アホが増えると収拾つかないんで」

「とか言うけどお前も分類上はアホだからな」

紫「いや玲ちん、それめっちゃブーメラン」

緑「この場にいる奴らは大概皆アホなのだよ」

桃「みどりんがそれ言う…?」

「いやお前がダントツで天然アホメガネだよ」

緑「なん…だと…!?」

黒「そういうとこですよ」

赤「終わった!終わったぞ!」
青「もう無理…死ぬ…」

「おー、そりゃおめでと」

桃「じゃあ次は映画見よう!」

紫「何見るのー?」

桃「今日はとことんホラーづくしだよー!」

「私とさつきセレクトです。お納めください」

黒「呪〇…」
黄「リ〇グ…」
紫「〇鬼…」

緑「何なのだよ、この恐怖のラインナップは」

赤「嘘だ!僕は京都に帰る!」
青「俺も帰るからな!」

「へぇ…帰るんだ…」

桃「帰り道、大丈夫かな?」

「どうだろうね。幽霊って怖いことしてると集まってくるみたいだし」

桃「ってことはここら辺幽霊フィーバーってこと?」

「そうなるね。まあどうしても1人で帰りたいって言うなら?幽霊と会わないように気をつけて帰ってね?」

青「ちっくしょう!!!!残ればいいんだろ!!!!残れば!!!!」
赤「お化けなんていない!!!!お化けなんて嘘だ!!!!」

黒「チョロいですね」

紫「むしろ心配になるレベル」

黄「怖いの苦手もここまで来ると笑っちゃうっスよね」

緑「くれぐれもでかい声は出すな。悲鳴は極力抑えろ。で無ければ即刻家からたたき出すからな」

赤「ま、まかせろ…」
青「よゆうだ、っつーの…」

「お隣さん宛ての菓子折りを買うべきか否か」

桃「買うべきに一票で」

2017/05/07 執筆


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