「てーつーやーくーん!あーそーぼー!」
黒「相変わらずうるさいですね。玲さん」
「あ、黒子みっけ」
黒「今日は何しに来たんですか?」
「私が毎回やらかしてるみたいな言い方やめてくれる?」
黒「え?毎回やらかしてるじゃないですか」
「いやいや!まって!?」
火「あ?有栖じゃねぇか」
「玲って呼んでって何回も言ってるのに学ばねぇなバ火神」
火「口悪すぎだろ!?」
「冗談だよ」
火「で?何しに来たんだよ」
「お前まで…」
火「?」
「なんでもないよ…いやね、暇だったからさ」
黒「そんなことだろうと思いました。帰ってください」
「ひっど!!?!?」
火「俺らはこれから練習なんだよ」
「いや知ってるけど」
黒「だったら尚更何しに来たんですか。というか秀徳は練習ないんですか」
「今日は体育館整備で休み。だから遊びに来た」
黒「洛山にでも行ったらいいじゃないですか。赤司くんなら絶対遊んでくれますよ」
「私と赤司くんでタッグを組めということですね?」
黒「すみませんそれだけは勘弁してください」
火「早っ!!?!?」
黒「赤司くんと玲さんが組んだら被害は甚大です。ほんとに洒落になりません」
火「お、おう…」
「失礼だな、おい。どういう事よ、黒子くんや」
黒「何でもありません。暇なんだったらうちでマネージャー業でもやっていったらどうですか」
「えぇ…休みの日なのに…?」
黒「暇なんでしょう」
「んーじゃあ、いいよ」
火「いいのかよ!」
「思う存分練習見させてもらうから」
黒「まあカントクに何も言ってないので本当にできるかは分かりませんけど」
「カントクってあの女の人でしょ。可愛いよね、お近づきになりたい」
黒「アウトです帰ってください」
「冗談だって黒子の方が可愛いもんね」
黒「ぶっ転がしますよ」
「目がマジだね、ごめんて」
火「つーかもう時間だし行こうぜ、黒子」
黒「そうですね。このままだと完璧に遅刻コースです」
「ほお、私のことは呼ばないのか」
黒「ほんとに面倒臭いですね。ほら、行きますよ」
「へいへいほー」
2017/05/24 執筆
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