※全体的に暗い※夢主既に死んでます※短い※

〜〜〜

彼女が亡くなってから、もう2年が経つ。いつまで経ってもあの日のことを忘れられない俺を、なまえは笑うだろうか。あの、いつもの笑顔で「バカだなあ、早く忘れなよ」って、きっと笑っているんだろう。

あの日、俺が謝っていれば。

あの日、喧嘩なんてしなければ。

あの日、なまえを追いかけていれば。

考えれば考えるほど、なまえが死ななくて済む未来はいくらでも選べたんじゃないかって。未だに、思うんだ。ずっと後悔してて、きっとこれからもずっと忘れられない。

「なあ、なまえ」

なまえの墓の前にしゃがみ込んで、手を合わせる。目を閉じる度、最後に見たお前の涙が忘れられないんだ。

皆、泣いてたな。死んだ理由が、俺だって聞いたら、皆、俺が死ねばよかったのにって思うんだろうな。

なあ、なまえ。俺もそっちに連れて行ってくれよ。頼むから、最後に見たお前の顔が、泣き顔だったなんて信じたくないんだ。頼むよ。

「ははっ…そんな事言っても、なまえは連れてってくれないくせに、な」

風が吹く


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