雛が月島と付き合ってるIF。珍しく山口から連絡が来たな〜と思ったら「あ、雛さんお久しぶりです。あの、ちょっと…折り入ってご相談が…」とか言い出すから「エッなに?なんかあった?」って不安になってたら「その、ツッキ−が…」って言われて笑っちゃう。
「ちょっと山口、誰に電話してんだよ」「雛さんだよ。ツッキ−もう一人で帰れないでしょ」「は?帰れるからバカにしないでくれる」「あああちょっと待ってって、外寒いから上着着てってば」「寒くないから」「ちょっとツッキ−!?まだ外出ないでよ!?」って電話の向こうでバタバタしてるのが聞こえてきて苦笑い。
「タクシ−で行くから、お店の住所送っといてくれる? 」って言えば「ほんと、こんな遅くにすみません。ありがとうございます!」って帰ってくるからささっとパジャマから着替えて家を出る。送られてきた住所の場所まで行くとお店の前でしゃがみ込む月島とその隣に立つ山口がいて「おーい」って声かける。
「雛さん!」って安心したように頬を緩ませる山口と「ごめん待った?」「いえ全然。俺達も今出てきたところなんで」って話してたら「は?なんで雛さんがいるの」って不満気な顔で月島が言う。「蛍くんをお迎えに来たんですが?」って笑って言えば山口も「あ、はは…」って苦笑いしてて、月島だけが「なんでこんな時間に外で歩いてんのばかなの」ってずっと文句言ってる。
「お店、いくらだった?月島の分後でちゃんと請求していいから。あとこれタクシ−代ね。迷惑料も込みだからお釣りは好きに使って」って山口にお金を渡せば「いやいやいや!!全然!!ほんとに大丈夫です!!」って一旦は断られるんだけど「先輩の顔を立てると思ってさ。ね?お願い」って言われて「…じゃあ、今度は俺が奢るんで、ご飯でも行きましょう」って言われて「山口……大きくなって……!」って泣き真似始める。
そうやって2人でふざけてれば1人除け者にされてると思った月島が立ち上がって雛にもたれ掛かり始めるから「重い重い。蛍くん私潰れちゃう」「潰れない」「そりゃ貴方は平気だろうけど私は無理よ」「はあ?気合いで何とかしてよ」「いやいや無理あるよね???」ってわいわいしだした月島と雛を見て空気を読んだ山口が「じゃあ、俺は先に。ツッキ−のこと、よろしくお願いします」ってぺこっと頭を下げて帰っていく。
それを見送ってから「ほら、酔っ払い蛍くんもおうちに帰りますよ〜」って抱きついてきたまま動かなくなった月島の背中をぽんぽんって撫でると「よっぱらってない」って怪しい呂律の返事。「はいはい。ほらちゃんと歩いて」って肩を貸しながら何とかタクシ−に乗り込んで家に着いて玄関の鍵を閉めた瞬間に「雛さん、なんでやまぐちにおかねわたしたの」って言われるから「え、タクシ−代渡しただけだよ」って返す。
でも納得いってないのか不満気な顔で「じゃあなんであんなにたのしそうにわらってたの」って言われて(あ〜〜〜久しぶりにめんどくせ〜タイプの酔い方してんな〜〜)って思いながら「蛍の話してたんだよ?聞いてなかった?」って笑ったら「……なんでぼくのはなしでもりあがってんの、ばかじゃん」ってぷいっとそっぽ向くから(こいつ……自分で聞いといて照れるんか……可愛いな……)って思いながら頭を撫でれば抵抗せずに受け入れてるから可愛い。
そのままああでもないこうでもないって文句ばっかり言ってる月島を何とかなだめてベッドにぶち込んで漸くミッションコンプリート。「全く……世話のやける彼氏様だなぁ」って笑いながらすうすう寝る月島の頭を撫でて額に「おやすみ」ってキスして隣に潜り込む雛。
次の日雛より先に目が覚めた月島がイマイチ何にも思い出せなくて首を傾げるけど自分の服を握り締めて隣で口半開きで眠る雛を見て(ま、分かんないけどいっか)って2度寝する。目が覚めた雛はがっちりホールドされてて全然動けないから「ちょっと蛍くーん、おきてくれますー?」って低血圧月島を起こすのにまた一苦労するんだよね。