良くないのはそっちでしょ

雛が月島と付き合ってるIF。暖かくを通り越して暑くなってきて寝る時の格好が軽装備になってきた雛が「けーくーんねるよー」ってぺたぺた歩いて寝室に向かうのを「……いくら雛さんの家でも無防備すぎでしょ」って月島が頭を抱えてる。

「ちょっと、」って雛の腕を掴む月島をきょとんとした顔で見上げて「?どしたの?眉間に皺寄ってるよ」って言うから人の気も知らないでって思ってちょっとだけムッとしちゃう。「僕以外が家にいてもそういう格好して誘う訳?」ってイラッとした気持ちのまま冷たく吐き捨てれば驚いたように目を見開いてから「…は、え、何それどういうこと」って雛もムッとした顔をする。

「言わなきゃ分かんないんですか?」って月島もムッとして言い返すから最終的には売り言葉に買い言葉で思ってもないことをお互いに言っちゃって「ほんとは僕じゃなくても良いんじゃないの」って月島の言葉に雛の我慢してた涙がぽろっと零れちゃう。

「な、にそれ…なんで、そんなこというの」ってぽろぽろ涙を流す雛を見て言い過ぎたって思うけど引くに引けなくてぐっと言葉を飲み込んじゃう。「だれがいても、こんな格好するって、本気でおもってるの、」ってキッと睨んでくる雛に何も言えない。

「けいじゃなきゃ、こんな格好しないよ…っ、なんで、いやなら、嫌って思ったときに言ってよ…!」ってぽろぽろ泣き出した雛が腕でぐしぐし乱暴に目元を拭くから「ちょっと、赤くなるでしょ」ってその腕を掴めば「やだ…!さわんないで!」って腕を振りほどかれて頭が真っ白になる。

「っ、ちが…ッ…ああ、もう!毎日毎日恋人がそんな格好で彷徨いてて何とも思わない男がいる訳ないでしょ…!」って雛を腕の中に閉じ込めて「ごめん、泣かせて。嫌なのは雛さんの格好じゃなくて、それにまんまと翻弄されてる僕自身だから、」って必死に雛の背中を撫でて一生懸命言葉を紡ぐ月島に雛の涙も段々止まってくる。

「いやなんじゃ、ないの」ってぐすぐす鼻をすする雛に「嫌じゃないよ」って返すと「じゃあわたしがお腹出して寝ててもいいのね」「それはだめ」「なんでよ」「僕が我慢できないから」「なにそれ意味分かんない」って腕の中でぶうぶう文句を言ってくるから雛のほっぺを両手で包み込んでキスをすれば目をぱちぱち瞬かせて固まっちゃう。

「な、んでいま…?」ってきょとんとする雛に「僕は毎日してもいいけど、雛さんは次の日に響くから嫌って言うでしょ。そんな格好されて大人しく隣で寝れるほど大人じゃないから」って言った瞬間にぶわわっと顔を赤くして「っ、き、きがえてくる…!」って逃げるように寝室に走ってくから「あはは、必死すぎ」って笑いながらゆっくり寝室に向かってあげるし、上下長いの着てベッドの中で布団に包まる雛を見て「いや暑いでしょそれ」ってまた笑っちゃうよね。

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