東京に旅行に来て孤爪と赤葦と買い物に行く雛。「あれ可愛い!」「どれ?」「あれ!水色のやつ!」「ほんとだ。雛に似合いそう」「ほんと?え〜どうしよっかな…」「着てみれば?」「いいの?」ってはしゃぐ雛の後ろを着いて歩いてる。
最初は「俺女子の服とか分かんないよ」って孤爪は嫌そうな顔してたし「俺も役に立てるかどうか…」って赤葦も苦笑いだったけど、これは似合う、これは似合わない、これは似合いそうって雛のことになると全然平気でむしろ2人の方から「これは?」とか「これ着てみてよ」とか言ってくるようになるから雛も嬉しくてどんどん色んなお店行っちゃうよね。
「これ研磨に似合いそう!」って雛が持ってきた服を見て「ええ…こんなの着たことないんだけど…」って孤爪が難しそうな顔するけど「試しに着てみよ?ね?」ってウキウキの雛に言われるがまま試着して「待ってめっちゃ似合う〜〜!」って雛が言ってくれるから満更でもなくてちょっと頬を緩ませながら「そう、かな」って言う。
その後孤爪と2人で変な柄のTシャツ持ってきた雛が「赤葦これ着て!」って言うから「絶対ふざけてるじゃん」って苦笑いしながら着てくれるんだよね。「なんかこう、顔で何とかなってる」「分かる。もう今日それ着て歩けば?」「何とかなってないから。歩かないから」って3人で試着室の前できゃっきゃっしてるから店員の人もちょっと離れたところから楽しそうだなぁってニコニコしながら見てる。
勿論そのTシャツは買わないし新しくちゃんと似合いそうなものを持ってきて「今度はガチ」「信用ならない」「バックプリントに仕掛けがあるかも」「ねえ研磨どっちの味方?」「俺は面白い方の味方」「今のとこ俺劣勢じゃん」って3人でまたじゃれ合うけど「今度はほんとにめっちゃ似合う!」「ほんとだ。赤葦明るい色も似合うね」「え、そうかな」って3人でわいわいして各々気に入った服を買うよね。
そのままご飯食べに行った先で雛が「これ2人にあげる」ってシンプルなシルバーのバングルを渡して「今日付き合ってくれたお礼!」って笑うから2人ともぽかんとしちゃう。「え、いいの?」「さっきなんか買ってるなとは思ったけど」って2人ともびっくりしてるから「ドッキリ成功?」って雛がいたずらっ子みたいにニヒヒッて笑う。
その後ちょっとだけ2人の様子を伺うように恐る恐る袋の中に手を入れて「ちなみにこれ3人でお揃いって言ったら嫌?」って聞いてくるから「お揃いなんだ」って孤爪が笑って「いいじゃん。皆で付けようよ」って赤葦も笑ってくれるから「やった!」って嬉しそうに笑った雛がいそいそと手首にバングル付けるから2人もその場で付けるよね。
「また皆でこれ付けてお出かけしよ!」って嬉しそうな雛に「そうだね」「また来よう」って2人とも笑って言うし、心の中では次に3人で遊ぶ時には雛に何か買ってびっくりさせてやろうって2人とも企むよ。後日孤爪がアクセサリー付けてることに驚いた黒尾が「研磨それどしたの?」って聞いたら「雛と赤葦とお揃い」ってドヤ顔で見せつけてくるから「うっわ何それ青春じゃん羨ましいんですけど」って黒尾が割と本気で悔しがる。
赤葦は「赤葦なにそれ!」って木兎に見つかって「バングルです」「腕輪?」「みたいなやつです」「へー!かっこいいな!俺も欲しい!」「今度買いに行きましょうか」って3人でお揃いなんて言ったら100%羨ましがった後に拗ねるの分かってるから言わないよね。
雛は帰って早々に「見て見て!これ研磨と赤葦とお揃いなの!」って皆に見せびらかすし、2年ズは事ある毎にお揃いと称して色んなもの買ってるから今更羨ましいとかは無いので「おーいいじゃん似合ってる」「ちゃんとオシャレだなシティーボーイめ」「可愛いじゃん。良かったな」って皆褒めてくれるよ。