孤爪と赤葦との飲みが楽しすぎてしっかり飲みすぎちゃう雛。べろっべろに酔っ払ってトイレに行ってただけの孤爪に「けんまどこいってたの!」って怒るし、ちゃんと自分のお酒飲んでる赤葦に「あかーしなんでわたしのおさけとるの!」って謎に怒るから面倒。
「雛飲みすぎ」「のんでないもん」「嘘じゃん。超飲んでるよ」「のんで!ない!」「はいはい分かったから、こっち飲んで」「やだ!それ水じゃん知ってるから!」「水だって美味しいじゃん。雛知らないの?」「しってるし!」って2人で何とかして水飲ませようとして何とか飲んでもらうんだけどちょっとだけ飲んで「のんだ!」ってすぐ飲むの止める。
「飲んでないじゃん」「これしか減ってないよ」「のんだもん。こんなにへってる」「だから減ってないって」って頭を抱えちゃう。でも普段、雛がこうやって露骨にワガママ言うこと無かったから2人としては気を許してくれてるんだと思って嬉しくなってるからここぞと言わんばかりに甘やかすよ。
「じゃあこれ飲んだらお酒飲んでいいよ」「ほんと!?」「ほんと」「え、雛これ飲めるの?すごいね」「ふふん、まあみてなって!」って乗せられてぱかぱかお水飲んでけらけら笑ってるの可愛いね。ちょっとすると「ねむたい」って言い出して「けんまねむい」って孤爪の肩に頭ぐりぐり押し付けてくるから笑っちゃうね。
「眠いの?そろそろ帰る?」「まだかえらない…」「でも眠いんでしょ」「ねむたくない、かえらない」「どっち」って眠たい時の駄々っ子モードになってきた雛に孤爪も赤葦も面白がってるから平和です。「あかーしぃぃ…」って今度はアカアシの肩に頭ぐりぐりしてくるから「はいはい。眠いなら寝ていいよ」って笑いながら頭をぽんぽんって撫でれば「ねむくないって、いってんじゃぁん…」って言うくせに声がもう寝てる。
もごもごなんか喋ってるけど全然聞こえないし何言ってるかわかんないから適当に相槌しながらとんとんって背中を叩いてれば、肩に乗ってた頭がずるずるって落ちてきてぽてっと膝の上に乗っかる。顔にかかった髪の毛を孤爪が指で払えばくうくう寝息立てて気持ちよさそうに寝てる雛の顔が出てくるから「やっぱりテーブル席にしなくて良かったね」って赤葦が笑う。
「3人で飲むの久しぶりだし、絶対こうなると思ったんだよね」「まあそれもあるけど、孤爪も大っぴらに顔出してると騒がれるでしょ」「あー…一応外では声かけないでって言ってるんだけどね」「有名人みたいだね、そのセリフ」「まあ有名人だからね」って2人で話しながらお酒飲んでる。
勿論赤葦は雛の背中を寝かしつけるようにとんとんってし続けてるし、孤爪は自分の着てきた上着を雛にかけてあげてる。しばらく2人で喋って「そろそろ帰る?」「だね。雛起こす?」「いいよ。昨日も残業だったって言ってたし」「じゃあ俺背負うよ」「よろしく。俺会計してくる」って立ち上がる。
赤葦が雛を背負って、孤爪が全員分の荷物を持って会計に行く。そのまま孤爪の家に3人で帰って居間で雑魚寝して最初に起きた雛が勝手知ったる風にお風呂沸かして洗面所に置かれてる洗濯物を洗濯機に入れてってやってるから3人で暮らしてるみたいだね。