高熱でふらふらしながら何とか病院にたどり着いた雛。辿り着いたものの、入口付近で力尽きてしまって座り込んでたら「大丈夫ですか?」って声かけられて「だいじょうぶです、ごめんなさい…」って謝りながら立ち上がろうとしたら「…雛?」って言われてハッとしたら白布がいる。
何でここに?何してるの?って色々聞こうと思ったけど安心感で一気にぐったりしてしまって白布に凭れかかれば「熱高すぎだろ…!おい雛、分かるか?」って優しく肩を叩かれる。「熱だけか?頭痛とか吐き気とか何かあるか?」って言われるけど「き、もち…わる、い…」って返すので精一杯。
「雛、ちょっと揺れるぞ」って声かけられてふわっと横抱きにされるけど抵抗する元気も無くて、くたっと体を委ねる。気付いたら意識を失ってて目が覚めたらベッドで寝かされててハッとして起き上がろうとするけど何かに殴られたかのようなガンガンする頭痛に「ぅ…っ、」ってベッドに逆戻り。
「いきなり起き上がるバカがどこにいんだよ」って横から声が聞こえてきて視線を向ければ呆れた顔の白布がいて「ゆめじゃなかったんだ…」って呟いちゃう。「なんか言ったか?」って首を傾げる白布に「なんでもない…」って返せばスッと立ち上がった白布が雛の額に手を当てる。
「まあいくらかは下がったな」って言われて他人事みたいに(熱下がったんだぁ…)とか思っちゃう。「吐き気は?」「え、あ…ちょっと…」「頭痛…は、あるか」「う、うん…」「痛み方は?」「がんがんする、かんじ…?」「それ以外は?腹痛とか何かあるか?」「ない、と…おもう」って聞かれたことにぽつぽつ答えれば何かにさらさらそれを書き留めて「俺、もう少しで上がりだからここで寝とけ。終わったら迎えに来るから」って言われてギョッとするよね。
「い、いいよ…!1人で帰れるし…!」って言うんだけど「そんな死人みたいな顔色した奴のこと1人で帰す訳ねぇだろ」って睨まれて言い返せない。「別に迷惑とかじゃねぇから。大人しく寝てろ」って頭をぽんって撫でられて思わずぽかんとしちゃう。「大人しくしてろよ、マジで」って念を押すように言ってから部屋を出ていった白布に「…ほんとにおいしゃさんみたい…」って呟いてる雛がいる。