雛が黒尾と付き合ってるIF。数々の壁を越えてようやく雛と結ばれた日の翌日、自分の隣でくうくう寝息を立てる可愛い彼女の姿に「ぁ゛〜〜……」って頭を抱えちゃう黒尾がいる。「か、わいかった…」って昨晩のことを思い出してニヤける口元を覆ってしまうね。
雛の髪の毛を指先でくるくる弄んでいれば、睫毛がふるりと揺れて綺麗な瞳が姿を現すから「おはよ」って声をかける。ぱち、ぱち、ってゆっくり瞬きをして、そろりと黒尾を見てからたっぷり時間をおいて「…はよぅ、ざぃます…」ってちっちゃな声が返ってくる。
その声がほんのり掠れていて自分のせいなのか、朝のせいなのか、ちょっとだけ考えて「喉、痛い?」って頭を撫でながら聞いたら「…いた、くないです」って返ってくるからホッと息を吐く。「そっか、良かった」って頬を緩ませて雛の髪の毛を梳くように撫でれば、徐々に覚醒してきた雛が目をぱちぱち瞬かせて黒尾の姿を見て、自分の姿を見て、一拍あけてからぼふんっっ、って顔を真っ赤にする。
そのままもそもそ布団の中に潜り込んで「……お、はようございます」って言うから「ぶはっ、おはよう」って吹き出して笑っちゃう。こんもり出来上がった真ん丸な布団の山をぽふぽふ叩きながら黒尾が「おーい、雛さーん」って声をかけるけど返事が無くて「可愛い彼女の顔が見たいんですけど、ダメですかね」ってくつくつ喉を鳴らしながら声をかければ「〜〜ッだ、だって、な、なん…、なんでそんな、普通なんですかぁ…!」って半泣きの声が帰ってくるから益々笑っちゃう。
「普通なわけあるか」って布団の山にぼすっ、ってチョップをすれば「うそ!だって、わらってるじゃん…!」って雛が言うから「嬉しいんだよ。雛ちゃんがこうやって、朝起きたら隣にいるのが。雛ちゃんは嫌だった?」って聞けばそろ、って布団から顔を覗かせて「……やじゃないです」って言うから「良かった」って微笑んでおでこにキスを落とす。
「烏野の奴らも、雛ちゃんの家族も友達も、誰も知らない雛ちゃんを、俺だけが知れたんだから、嬉しくない訳ないだろ」って微笑む黒尾に「…そんなに、かっこいいなんて、しらない」って頬を膨らませるから「カッコ悪い彼氏よりカッコいい彼氏の方が良くない?」っていたずらっ子みたいな顔で笑えば「かっこわるくても、くろおさんじゃなきゃやだ」って雛が言うから心臓ぎゅん。
「う゛っ…今の可愛かった…」って胸を押さえて苦しむような動きをすれば、さっきまで難しい顔をしてた雛が「なにそれ」ってふにゃふにゃ笑うから可愛くてまた心臓ぎゅん。「俺の彼女が世界で一番可愛いなと思っただけです」って真顔で言ってくる黒尾に「ええ…それは、どうなんですかね…」って雛が苦笑い。
「ほんとだよ。だってほら、」って起き上がった黒尾が雛の上に覆いかぶさるように跨るから、たちまち雛の顔が赤くなる。「こうやって、ちょっと触っただけで俺のこと大好きって顔してくれるじゃん」ってニヤニヤ笑った黒尾が頬を撫でてゆっくりと首元に手を滑らせるから羞恥で震えちゃう。
「く、くろおさんの、へんたい…!」って半泣きの雛が言うから「男はみんな変態だって、昨日あんなに言ったじゃん。忘れた?」って黒尾が笑ってキスをするから一瞬で昨晩の出来事がフラッシュバック。「んぁ…っ、あっ、やぁ…!」って雛が真っ赤な顔で逃げようとするから「だーめ。ほら、こっち向いて」って布団を無理やり剥いで両手で頬を包みこむようにして深く口づける。
ちゅ、ちゅう、ってわざと音を鳴らすようにしてキスをすれば、雛がびくびく震えながらも、必死に縋りついてくるから朝から興奮しちゃってしょうがない。熱くなったソレをぐっと押し付ければ目を見開いた雛が「な、なんで、きのうあんなに…」って真っ赤な顔で言うけど「男は皆変態なの。言っただろ?」って笑った黒尾に朝からしっかりガッツリ食べられてひんひん泣くことになるよ。