雛がリエーフと付き合ってるIF。会う度に「〜〜ッ雛さぁぁああん!!」ってキラッキラの笑顔で突撃してくるのが超大型のわんこにしか見えなくて「うぐっ…」ってダメージ受けながらも抱きしめ返す雛は内心では(全然ネコ科じゃないじゃん犬じゃん)って思ってる。
「相変わらず熱烈だなぁ」って笑ってリエーフの背中をぽんぽんって撫でれば「久しぶりにしか会えないんだから嬉しいに決まってるじゃないですか!あと触れる時に触っとかないと勿体ないし!!」って力強く言われて「その理由はちょっと喜びにくいなあ!?」ってげらげら笑っちゃう。
「雛さん、俺一個お願いがあるんですけどいいですか?」って今度はきゅるる〜んって上目遣いでおねだりされて「…クッ、1個だけだからね…!」って返して「甘すぎだろ」って背後で聞いてた縁下達に言われて「そこうるさーーい!!」って雛が怒るよ。
それから「お願いってなに?」ってリエーフに首を傾げれば「夜、こっそり会えたりします?」って耳元で言われるからきょとんとしながらも「いいよ?」って返せばぱぁぁあっと表情を輝かせて「じゃあ今日にしましょう!!!約束ですよ!!!」ってウッキウキで音駒の方に戻ってくからぽかんとしちゃう。
「何だったの…」ってぽかんとしてれば「嵐のような奴だな」って木下が隣で笑ってる。「ね。勢いすごいよね」ってくすくす笑って、練習をしてご飯を食べてお風呂に入ればあっという間に夜になる。マネージャーの部屋を抜け出して連絡が来てた場所に行けばひょこっと顔を覗かせたリエーフが「雛さん!」ってぶんぶん手を振ってくるから「はいはい」って笑いながら近付けばぎゅうって抱きしめられる。
いつもみたいに背中とんとんって撫でてれば「雛さんいい匂いする」ってすんすん鼻を鳴らす音が聞こえるから「ちょっ、と…!嗅がないでよ」って離れようとしたらぎゅうって抱きしめる腕に力が込められる。「やだ」ってリエーフの低い声が返ってきてドキッとしたのも束の間、ちう、って首筋に柔らかい何かが触れるからびっくりして喉の奥から息が漏れる。
「り、えーふ…ちょっと…!」って身じろぐけど「雛さん、俺のお願い聞いてくれます?」って耳元で囁かれるからドキドキしちゃって心臓が苦しい。「聞く!聞くから!」って離してアピールすればゆっくり体が離れるからホッと息を吐く。「なに?どうしたの、リエーフ」って首を傾げた雛に「キス、していいですか」ってリエーフが言うからびっくりして固まっちゃう。
「な、に…」って口をぱくぱくさせてれば「雛さん、だめ?」っていつもきゅるる〜〜んって顔で見てくる。「うっ、ぐ…そ、そんなの、〜〜ッ、だめとかじゃない、けどさぁ…」ってもごもごしてれば「じゃあ良い?」って聞かれてこくんって頷けば嬉しそうな顔のリエーフがすっと目を細めて顔を近づけてくるから反射的にぎゅっと目を瞑る。
ちゅ、って唇が一瞬だけ重なってゆっくり離れるからそっと目を開ければ至近距離でリエーフの綺麗な瞳と目が合う。「もういっかい」って言われて返事をしようとした時にはもう唇が重なってて、薄く開かれた唇から舌が入ってくる。身長差のせいでぐっと上を向いてるから呼吸が苦しくて酸素を取り込もうとすればするほど口付けが深くなっていくから、生理的な涙が零れる。
ようやく唇が離れた頃には足が震えて立てなくてリエーフの腕で支えられてる状態の雛がいるから「雛さん、かわいい」ってリエーフがふにゃふにゃ笑う。「うるさい、ばか」ってリエーフの肩を叩くけど全然力入ってないし顔真っ赤だから「痛くないですよ、それ」って笑っちゃう。
もう1回唇を重ねれば雛は目を見開いて、ほんのちょっと抵抗するけど口の中を蹂躙する舌のせいであっという間に体の力が抜けちゃって、震える手でリエーフのジャージの裾を握りしめるだけ。とろん、とした目でリエーフを見つめる雛にごくりと生唾を飲み込むリエーフだけど「あしたも、また来てくれます?」って我慢して雛を抱きしめるだけに止める。
「……いいよ」って言ってくれた雛をぎゅうううってもう一回抱きしめて、触れるだけのキスをしてから「雛さん、おやすみなさい」って言えば「…うん。おやすみ、リエーフ」ってふんわり微笑んだ雛がおでこにキスしてくれるから嬉しくなるね。