大人になった雛。イベントに対する熱量が増し増しになるから「研磨!ハッピーハロウィーン!お菓子ちょうだい!なるべく高いやつ!」「強欲じゃん」ってガチ仮装して孤爪の所に押しかけてくるからめちゃめちゃ嫌がられてる。
「エッ…?同級生の割と好感度高めの女子が仮装して遊びに来てるのにそんな顔する男子いる?」「好感度高めとか自分で言わないで」「高くないの?」「普通」「嘘でしょ!?」「うるさいんだけど」「ねえ研磨!嘘でしょ!?私と研磨ってマブじゃないの!!」ってぴいぴい文句言う雛に嫌そうな顔しながらもどこか楽しそうな孤爪がいるから何だかんだで仲良いんだよね。
「研磨なら私がこうやって押しかけてくることを見越してお菓子の1個や2個や3個用意してると思ってたのに」って言う雛に、まあ来るだろうなと思って用意はしてたけどバレてるのムカつくから言ってやんないって思ってる孤爪がいることを雛は当然知らない。
孤爪も素直じゃないから明らかに分かる所にわざとお菓子置いて「なにこれ!なにこれねぇ研磨!」ってそれを見つけた雛が「わたしの?ねえこれ私の!?」ってうきうきしながら聞いてくるのに対して「貰い物だよ、それ」って明らかにプレゼント用なのに下手くそな嘘つくよ。
「研磨食べる?」「いらないから雛にあげる」「やった〜〜〜!!研磨ありがとう!!」って喜んで袋からお高いお店のハロウィーン限定お菓子を取り出して喜ぶ雛を見て、無意識に孤爪の頬も緩むよ。「そんな嬉しいの?」「うれしい!」「貰い物なのに?」「ふふ、ほんとは貰い物じゃないでしょ。これ」「……なんで?」「だって研磨、ほんとに貰い物だったら最初に私にくれるもん」「そういうとこだけ鋭いの何なの」「ふふん。黒尾さんには負けるけど、私だって研磨のことはプロだもん」「なにそれ」って2人でくすくす笑いあってる。
「雛、1個ちょうだい」「珍しい。食べるの?」「1個ね」「じゃあ1番美味しいのあげる。味見するから待ってて」「今全部食べる気なの笑うんだけど」ってふざけ合ってるから超平和。後から家に来た黒尾が2人でゲームしながら見慣れないお高いお菓子食べてるの見て(ほんっと仲良いな)って思ってるよ。