天童から誘われて一緒に出かける頻度が増えた雛。「天童さん!見て!くま!」ってきゃっきゃっしながらお店を見て回る雛を一歩後ろでにこにこしながら「そうだねぇ。クマだねぇ」って言ってる姿は傍から見たら恋人に見えるのか親子に見えるのか。
にこにこしながら後ろを着いてくるだけの天童に雛が「私ばっかり楽しんでるけど…つまんなくないですか…?」って恐る恐る聞けば「なんでさ。全然つまんなくないよ。だって雛ちゃんが楽しそうにしてたら俺も楽しいもん」って言ってくれるから嬉しくなる。
でも雛も同じ気持ちだから「天童さんが、楽しそうにしててくれたら、私も嬉しいのに…」って言えば「ん〜…じゃあさ、俺のこと、名前で呼んでよ」って言われるからぽかんとする。目をぱちぱち瞬かせて「天童さんの…?」って言えば「そうそう。ダメ?」ってこてんと首を傾げてくるから「だめじゃない…けど…」ってたじたじになっちゃう。
それから意を決したような顔で「じゃあ、その…覚、くん…?」って恐る恐る名前で呼ぶ雛に満足そうに笑って「うんうん。良いね良いね〜!その方が嬉しい!」って頭を撫でてくる天童がいるから、その笑顔を見て雛も嬉しくてふにゃふにゃ笑う。
「そんなに喜んでくれるなら、もっと早く呼べば良かった」って言う雛に「じゃあ今までの分も合わせていっぱい呼んでよ」って天童が笑って言うから「覚くん」「ん〜?どしたの?」「んふふ、なんでもなぁい」って用も無いのに名前を呼んで楽しそうに笑う雛がいるから天童はもう可愛くて可愛くて仕方ないよね。
雛のその行動が全部自分に楽しんで欲しい、喜んで欲しいって思いから来ていることを分かってるからこそ、健気な雛に(あ〜〜もうほんっと可愛いよなぁ〜)って嬉しくなってれば「覚くん?」って顔を覗き込まれるから「なんでもないよ」って雛のもちもちほっぺを両手でむにむにする。
「んむ、んむぅ」って眉間に皺を寄せてあわあわする雛に「ほんっと、可愛いねぇ。雛ちゃんは」って言えば「覚くん、すぐ可愛いって言う」って唇尖らせるから「やだ?」って聞いたら「やじゃない」って返ってくるから可愛すぎて笑っちゃうね。