雛が五色と付き合ってるIF。付き合い始めてから初めてのクリスマスに年下の可愛い彼氏を喜ばせたい、びっくりさせたい、で色々準備して家にご招待する雛。「はっぴ〜めり〜くりすま〜〜す!!」って玄関でクラッカー鳴らしてきゃっきゃっする雛に対して五色は年上彼女の初めての自宅にそわそわしてる。
「緊張しすぎでは?」「き、緊張なんかしてません!!」「声でっか」ってけらけら笑う雛に対して、五色はガッチガチに固まってるから誰が見ても緊張してるのが分かる。手を引いて部屋に連れてって「適当に座って〜!何飲む?」って聞けば「エッあっ、手伝います!」って後ろを着いてくるから「ほんと?ありがと〜」って頭を撫でれば満足そうにふふんって鼻を鳴らして無いはずのしっぽがぶんぶん振られてるのが見えて笑っちゃう。
一緒に飲み物用意してテレビ付けながらお喋りしてれば段々いつも通りになってくるから雛もホッとする。「そろそろ夜ご飯の準備するか〜」って立ち上がれば「俺も手伝います!」って一緒に立ち上がるから「じゃあそんな君にはエプロンを授けよ〜う」って五色用に買った大きいクマちゃんが付いた青色のエプロンを首にかけてあげる。
「俺のこと幼児だと思ってます…?」って微妙な顔されるから「え、私と色違いだけどいらない?」って雛も大きいクマちゃんがついたピンク色のエプロンを首にかけて見せれば「…べ、別にいらないとは言ってないじゃないですか」って赤くなった頬を隠すようにふいっとそっぽ向くから笑っちゃう。
2人でご飯作って冷蔵庫にしまってたケーキ出して「美味しい?」「めちゃめちゃ美味いです!」って嬉しそうにもぐもぐリスみたいにほっぺ膨らませてご飯を食べる五色に(か〜わいいなぁ〜)ってニッコニコの雛がいる。「洗い物は俺がやるんで、雛さんは座っててください!」って言ってくれる五色に甘えて「ほんと?じゃあお言葉に甘えちゃおうかな」って笑って五色が洗い物してるとこを見る。
「……見すぎじゃないですか…」って照れたようにちょっと頬を赤くする五色に「え〜?だって工が私のために何かしようって思ってやってくれてるのが嬉しくて見てたいの。だめ?」って首を傾げればきゅって目を瞑って「ダメじゃないです…」ってちっちゃい声で返してくるからまた笑っちゃう。
片付けが終わって「洗い物してくれたから一番風呂は工が入っていいよ。この入浴剤すっごい気持ちいいからゆっくり入ってきて」ってお風呂に入浴剤入れてくれる雛に甘えて五色が先にお風呂入って、髪の毛からぽたぽた水垂らしながら戻ってきた五色に「ちゃんと拭かないと風邪ひくよ」って笑いながらタオルでわしわし拭いてあげる。
「よし、じゃあ私もお風呂入ってくるね」って立ち上がった雛に「ストレッチして待ってるんで、雛さんもゆっくり入ってきてください」って五色が笑うんだけど「お風呂上がったらクリスマスと言えば、なコスプレするから楽しみにしてて」って言われて一瞬固まっちゃう。
「は、…?エッ、え…ッ?」って言ってる間に「じゃ、いってきま〜す」って雛が部屋を出てっちゃうからずっと悶々としてる。(クリスマスと言えばなコスプレってなんだ!?エッまさかサン…いやいやいや!いやでも、ちょっと…というか、結構見たいかも、しれない…)って悶々と考えながらストレッチをしてれば、あっという間に洗面所の方から音が聞こえてくる。
誰に何を言われた訳でもないのに雛のミニスカサンタコスを想像してワクワクしちゃってる健全な五色がいる。ぺたぺた廊下を歩く音がしてクラッカーの音と一緒に雛がぱぱーん!って登場するから期待に満ちた顔でバッと顔を上げれば、トナカイの着ぐるみを着た雛が立ってるもんだから露骨に肩を落とす。
「はぁ…何してるんですかほんとに…マジで…」ってガックリする五色に「なに!?なんでそんな凹んでんの!?時間かかりすぎた?ごめんね…?」ってわたわたしながら雛がしょんぼりした顔でしゃがみ込むんだけど、雛の顔よりも頭の上のムカつく顔したトナカイの方が気になっちゃう。
「何なんですかそれ…てかどこで買ったんですか…」「え、ド○キ…」「まあそうでしょうね…はぁ…」「トナカイ嫌い?」「好きでも嫌いでもないです」「ええ…かわいいのに…」って斜め上すぎるコメントしかしてこない雛に段々顔が死んでく五色がいる。
「トナカイはお気に召さない?」「まあ、あんまり召してないです」「そっか…じゃあ脱ぐね」「は!?」っておもむろにもぞもぞ着ぐるみを脱ぎ出した雛にびっくりしてズザザッって後ずさって顔を赤くした五色が「は!?ちょ、まッ…!?」ってあわあわしてるのを見てイタズラっ子みたいな顔した雛がムカつく顔のトナカイの着ぐるみを脱ぐからぎゅっと目を瞑る。
「工〜?お〜い」って声をかけてくる雛に恐る恐るそおっと目を開ければ、今度はミニスカサンタの格好した雛がドヤ顔で「びっくりした?」って笑うから空いた口が塞がらない。「は、いや…は…ッ!?」って驚く五色に「かわいい?」って雛が笑いかけてくるから「……そんなのどこで買ったんですか…マジで…」「え、だからド○キだってば」「さっき聞きましたよ…」ってさっきしたばかりのやり取りを繰り返す。
「サンタコス嫌い?」って首傾げてくる雛に「……嫌い、じゃない、ですけど…」ってたじたじになってれば「ふふ、顔赤いね」って笑った雛にほっぺをつんつんつつかれる。「〜〜ッ、そんな格好して、俺が何もしないとでも思ってますか」ってぐっと腕を引かれて五色の太ももに跨るようにしてぺたんと座れば、後頭部に回された手に引き寄せられて唇が重なる。
「…期待、しますよ。俺だって男ですから」って赤くなりながらもギラギラした目で言われたらきゅんきゅんしちゃって今度は雛の顔がぽぽぽって赤くなる。「…期待して、いいよ」つてきゅっと抱きつけば後は2人だけの時間だね。さっきまで押されまくってた五色にされるがままな雛がいるけど、それはまた別のお話。