蛇と仲良くなれそうな予感

黒尾と一緒に遊んでる時に大将に遭遇した雛。2人が目を合わせた瞬間にあ、って言いながら固まってるのを見て首を傾げてれば「黒尾さんってば彼女ですかぁ〜?」「女子と歩いてるだけで彼女なんて随分短絡的じゃないですかぁ〜?」って煽り合いが始まる。

雛は(どこかで…見た事ある…)ってじいいいっと大将を見つめて考えて「あ!思い出した!ヘビの人!」ってぴこーーん!って閃いて大きい声出しちゃうから煽り合ってた2人がピタッと固まって雛の方を見る。「雛ちゃんコイツのこと知ってんの…?」「俺初めましてなんだけど…?」ってきょとんとする2人に「音駒の試合も一通り見てたんです。弱点とか見つけられたりしないかなって思って…それで、何となく覚えてて…」って雛が言うから2人ともびっくりしちゃう。

「…すげぇな?」「えっ、ありがとうございます…?」って黒尾に頭を撫でられて混乱する雛を見て「…エッこの子バレー関係の子…?」って大将が首を傾げるから「そ。烏野の子」って黒尾が答えれば「烏野!?あのよく飛ぶ10番の!?」ってびっくりされるから「あ、そうです。その烏野です」って笑いながら答える。

「え、ベンチにいた…?いなかった、よね…?」って首を傾げる大将に「あっ、私2年なので3年の先輩がベンチにいました。私は2階の観覧席の方です。分かんなくて当然ですよね、ごめんなさい」って笑って自己紹介をした雛がぺこっと頭を下げれば大将も自己紹介をしてくれる。

「さっきは変な呼び方しちゃってごめんなさい、大将さん」って眉を下げて言う雛に目を真ん丸にしてから大将が恐る恐る「……黒尾に、騙されてない…?」って言ってくるから雛はきょとんとしてからぷるぷる肩震わせて笑っちゃうし、黒尾は「お前は相変わらず失礼なヤツだな?」って言いながらも雛が笑ってるから強くは言えない。

「あっははは!確かに何か詐欺師とかやったら似合いそうだけど」ってけらけら笑ってる雛に「ちょっと、それどういう事ですか?」って言いながらほっぺを抓る黒尾の姿を見て「……黒尾さぁ、」って何かを言いかけて「……やっぱいいや。何でもねぇ」って言うから雛だけがきょとん。

黒尾は何も言うなよ、と言わんばかりの視線を向けているけど雛はそんなの知らないから首を傾げて、2人を交互にきょろきょろ見てる。「雛ちゃん、コイツに嫌なことされたらすぐ教えて。後、黒尾の恥ずかしい瞬間の写真とか合ったら教えて」ってニコッと人好きのしそうな笑顔を雛に向ける大将だったけど「あ〜〜黒尾さんと同族嫌悪って感じ〜」ってけらけら笑われて「…はい?」って笑顔が引き攣る。

「初めて会った時の黒尾さんの胡散臭さと一緒でした」ってケロッとした顔で言ってのける雛に今度は大将がぽかんとして、黒尾がひいひいお腹抱えて笑ってる。「雛ちゃんはお前が思ってるような素直な良い子ではないぞ〜」ってくつくつ喉を鳴らして笑う黒尾に「……みたいだな」って苦笑いの大将がいるけど「何それどういう意味!?何で大将さんも納得してんの!?」って雛だけは納得いかなくてぷんすこ頬を膨らませて怒ってる。

「雛ちゃんが可愛いって意味だよ」「絶対嘘!!」って黒尾と言い合いをする雛に「ま、でもさっき言ったのは嘘じゃないよ。むしろ悪ノリして色々教えてくれるタイプって分かったからラッキーかな」って大将が笑って言えば「あはは!それはもう任せてください!」って雛がどーんって胸を張るから「雛さん?止めてもらえます?」って黒尾は嫌そうな顔してるし大将はまたけらけら笑ってる。

「じゃ、俺行くわ」って去っていく大将に「後で黒尾さんから連絡先聞きますね!」って雛が手振るから「よろしく〜」ってひらひら手を振り返した大将を見送ってから「…嫌なんですけど」「え?嫌なんですか?」「嫌でしょそりゃ」「えぇ…黒尾さん、おねがい。だめ?」「……絶対変な写真送ったりしないでよ。動画もダメ。余計なことも話さないでね」「……パパ?」「パパじゃありません。止めなさい」って黒尾とじゃれ合うよ。

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