バレンタインデーに作ったお菓子を小分けにして包んで伊達工に持って行く雛。 「作りすぎたから二口にもあげる!」って笑う雛に「俺の為にじゃなくてついでかよ」って文句言いながら内心では雛からチョコがもらえる事実に喜んでいる素直じゃない二口がいる。
放課後待ち合わせをして会うことになって「二口いた!」って駆け寄ってくる雛に「走んなくてもいいだろ」って呆れたように笑いながらも手を差し伸べれば「だって放課後に待ち合わせなんてちょっとワクワクするじゃん?」って楽しそうに腕の中に飛び込んでくる雛を抱き止めて「で?俺のために作ったチョコは?」って意地悪な顔で笑いながら二口が聞いて来る。
「二口の為に作ったんじゃないってば」「たとえそうだとしてもハッキリ言うなよ」「作ったのはバレー部の皆の為だけど、ラッピングは二口のために頑張ったよ」「ふうん。ま、いいけど」って2人で話してる姿は傍から見れば仲良しカップルにしか見えないくらい距離が近い。「はい、これあげる」って可愛い緑色のリボンが付いた包みをカバンから取り出した雛に「おー、サンキュ…ってデカくね?」って受け取ったものの想定より大きくて笑っちゃう二口がいる。
「だから作りすぎたんだってば」って言う雛に「どんだけ作ったんだよ」って笑いながら包みを開ければ色んな種類のお菓子が入ってるから「うお、すげえ。これ全部作ったのかよ」って本気で素直に感心すれば「だって楽しくなっちゃって。ちなみにね、これが一番上手に出来たの」って中身を指差しながら嬉しそうに雛が話すから「今食っていい?」って二口が雛の自信作をぱくっと食べる。
まさか目の前で食べられると思ってなかったから「…おいしい…?」って恐る恐る聞けば「ん、美味いな。俺これ好きだわ」って言ってくれるから嬉しくてふにゃふにゃ頬が緩んじゃう。「こっちは?何入ってんの?」って中身を指差しながらこれは?って色々聞いてくれる二口に「これはオレンジが入ってて、烏野ではこれが一番人気だったの」って一個ずつ作り方とかどんなお菓子なのかを説明すればうんうんって遮らずに聞いてくれるから優しいよね。
「ホワイトデー、楽しみにしとけよ」っていたずらっ子みたいな顔で笑って頭をくしゃくしゃ撫でてくる二口に「うん!楽しみにしてる!」って満面の笑みで返す雛に今から何をお返ししようか考えるの止められなくなっちゃった二口がいるから大変だね。その後は、折角だからって2人で買い物行ったり、カフェ行ったりするから完全にバレンタインデートになってるの可愛いね。