澤村が仕事終わって帰ってくるのを待ってたら寝落ちしちゃった雛。帰ってきた澤村がソファで眉間に皺を寄せて目を閉じて座ってる雛を見て「首痛くなるだろ…」って苦笑いしながら「雛、遅くなってごめんな。ベッド行こう」って起こしてあげるよ。
とんとんって肩を叩くと「…ん゛ぅ、 」って益々顔をきゅっと顰めて唸るから「ふは、」って笑っちゃう。一旦荷物を部屋に置きに行って、手を洗ってスウェットに着替えて戻ってくると、今度は膝を抱えて丸くなってるから「雛ー、体痛くなるからベッド行くぞー」ってさっきよりちょっとだけ強めに肩を叩いて起こす。
「おきてんじゃん、かぁ…」ってちっちゃな抗議の声に笑いそうになりながら「全然起きてないだろ」って言えば「うる、さぁい…」って雛が手をぱたぱた振るからその手をきゅっと握って「はいはい、うるさかったな。ごめんごめん」って笑って返す澤村がいる。
「雛は飯食ったのか?」「…くってない」「食ってないかぁ…」「だいちさん、おそいから」「うん。ごめんな、連絡も遅くなっちゃったもんな」「まってた、のに」「うん。本当にごめん」「…ゆる、さん」「許さんかぁ」って雛の手をにぎにぎしながらソファに座る雛の前に澤村がちょこんとしゃがむ。
会話をしてる内にちょっとずつ目が覚めてきたのか雛がうっすら目を開けて眉間に皺を寄せながら澤村をじぃっと見るから「遅くなってごめんな、雛。ただいま」って困ったように眉を下げて頬を撫でてあげれば、その手にむぎゅっと頬を押し付けて「……おかえり」って不満そうに返してくる。
「眠いよな、ごめんな」って言えば「ねむくないし、おきてたし」って言うから「そっか。ありがとうな、待っててくれて」って返して親指で目元をすりすり撫でてあげる。「ごはん、たべる…?おふろ?」って目をしぱしぱさせながら聞きながらもそもそ立ち上がる雛に「ご飯かな。雛もお腹減っただろ」って言えば「わかった」って言いながら澤村の手をぎゅっと握ったままキッチンに向かって行くから手を引かれるまま一緒にキッチンに行く。
「……なんでだいちさんもきてるの」って首を傾げる雛に「ぶはっ、雛が手繋いで連れて来たんだろ」って吹き出して笑えば「?連れてきてないよ」って言うから面白くてしょうがない。ちゃんと目が覚めてきた雛が「あっためるから座っててください」って言えば「遅くなったの俺のせいだし、手伝うよ」っておでこにちゅってキスしてくるから「……じゃあ、お箸持っていってください」っておでこを手で押さえて赤くなった頬を隠すようにぷいっとそっぽを向く雛がいるから澤村も可愛いなあってにこにこするの止められない。
「雛、風呂は?」「まだですよ。どっかの誰かさんが遅いから」「ごめんって。一緒に入るか?」「……入るだけですよ」「風呂に入る以外に何かあるのか?」「〜〜ッ無いです!!!」