合宿の夜のお風呂上りに3年生達と出会った雛。部屋に戻ってから髪の毛乾かそうと思ってたからまだ髪の毛が濡れてて｢そのまま寝るとか言わないよな？｣｢いくら夏とは言え風邪ひくからちゃんと乾かして寝ろよ？｣って菅原と夜久に言われる。
｢はあい｣って返事したら｢部屋で乾かすつもりだったの？｣って海に聞かれて｢うん。ドライヤー持ってくの忘れちゃったんです｣って返したら｢だとしてももう少し拭いてから出てきなね｣って首にかけてたタオルで髪の毛優しく拭いてくれて｢やった〜｣ってそれに甘える。
｢こら、自分でやりなさい｣って澤村におでこをぴしっとデコピンされて｢だって海くんが良いよって言ってるんですもん｣って唇を尖らせたら｢まあまあ、部屋に戻ったらちゃんと自分でやるんだし。ね？｣って東峰が笑うから｢はい！部屋に戻ったらちゃんと自分でやります！｣って笑って返す。
｢お、じゃあそんないい子の雛ちゃんには黒尾さんがジュースを奢ってあげよう｣って自販機に向かうから｢良いんですか！やった！｣って髪の毛拭き終わった雛がご機嫌で黒尾の後ろを着いて行く。｢いやあ、人懐っこい子犬みたいだね｣って笑う海に夜久も｢分かる｣って笑ってる。
東峰も｢そうなんだよね。誰とでもすぐ仲良くなれるし全然気後れしないから｣って雛を褒めてる。｢まあそれが故に変な男に絡まれがちなんだけどな〜｣って困ったように菅原が笑って、｢しかもそういう奴にもちゃんと対応するから相手もイケるっておもうんだよな｣って澤村が額を押さえる。
｢人懐っこすぎるのも大変だな。お疲れさん｣って夜久がけらけら笑ってて、皆で雑談をする皆の所にジュースを奢ってもらって帰ってきた雛が少し一緒に雑談してから部屋に帰るのを見送った3年達は（風呂上がりの無防備な状態でけろっとしてんのダメだなあ）って思ってる。