「充、ちょっといい?」
「どうしたの?」
「明日って、暇?」
「明日?明日は賢と出かけるけど…何かあったの?」
「あー…佐鳥くんか…実はね、新しい猫カフェが隣町にできるらしくて…」
「…行きたいの?」
「うん…充も誘ったら来るかなって思ったんだけど」
「ちょっと待ってて」
「へ?あ、ちょっと」

〜〜〜

「姉さん、明日隣町の猫カフェ行こう」
「!ほんと?佐鳥くんは?」
「賢も一緒だけど…いいでしょ?」
「もちろん!ほんとにいいの?」
「姉さんの頼みだから」
「充大好き!ありがとう!カフェ代は私が持つから!」
「いいよ、姉さんお金ないってこの間騒いでたでしょ?」
「もう!可愛い弟に奢ってあげたいってお姉ちゃんの気持ちを無視するの!」
「そういう訳じゃなくて、姉さんの心配してるんだよ」
「充…!ほんっと私の弟が世界で一番いい男だよ〜!」
「姉さん、苦しいから離して」
「あ、ごめんごめん。明日は私が車出すから佐鳥くん、家に来てもらって?」
「うん、わかった。何時くらい?」
「んー…10時半かな」
「わかった、後何かある?」
「…何かある?」
「ないと思うけど…」
「じゃあない!」
「はいはい」
「んもう!冷たい!」



.







(佐鳥とも結構仲良しなとっきー姉。とっきーと同様に猫大好きで月一で猫カフェに通ってる。それでもやっぱり自分の家の猫が一番!なんなら弟が一番可愛い!なブラコン。とっきーも何だかんだお姉ちゃん大好きで仲良し姉弟。

目元がそっくりで、同じ髪色のふわふわロングヘア。20歳の大学生で車とバイクの免許を持ってる。好きなものは弟と猫で、最近の悩みは身長が156cmから伸びないこと。)

2016/12/24 執筆


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