「慶!何回言わせるの!?もうこれで家に電話かかってきたの5回目よ!5回目!わかってる!?」
「いやー、悪い悪い」
「悪い悪いじゃないわよ!」
「任務忙しくてなー」
「あっそう、じゃあ忍田さんに頼んで任務の数減らしてもらうから」
「ちょっ、待てって!な!?」
「仕事が忙しくて学業が疎かになるんだから当然でしょ?」
「ちゃんとやるから!すいません!」
「…ほんとに?その台詞この間も聞いたんだけど。あとその土下座も」
「うっ…」
「はぁ…さっさと終わらせて。今日中で終われたらご飯奢ってあげる」
「よっしゃあ!任せろ!」
「はぁ…なんて単純…」
「梓ー」
「お姉様とお呼び、このバカ」
「オネーサマ、この漢字はなんと読みますか」
「…信っじられない!こんなのも読めないでよく大学行けたわね!」
「だって俺推薦だし」
「知ってるわよ!そんなこと!」
「まあそんなイライラすんなって」
「誰のせいだと思ってんのよ!」



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(この後、無事にレポートを書き終えた太刀川さんを連れて居酒屋に直行。そこでカップルに間違われる定番イベントが発生したりしなかったり。

黒髪のロングストレートの普通に美人さん。身長も170くらいで、あまり顔は似てないこともあって180ある太刀川さんと並ぶとカップルに見えちゃう。25歳くらい。スリルのある事とお餅が好きなところは似てたりするイメージ)

2016/12/20 執筆


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