「姉ちゃんさ、太った?」
「シバくよ?」
「ちょ、待って待って!いった!?」
「信じらんない」
「いっつー…」
「で?急に何?」
「最近柔らかくなったなあ、と」
「へぇ、言いたい事はそれだけ?」
「スイマセンデシタ」
「てか、あんたも最近太ったでしょ」
「えっマジ?」
「重くなった」
「そりゃあ成長期の男子だもん」
「もん、はないわ」
「ダメ?」
「可愛くないし、むしろキモい」
「ひどくない?」
「普通でしょ。てか、重いんだけど」
「ええ〜高さ丁度いいからやだ〜」
「私はいつからあんたの枕になったの」
「んー…物心ついた時?」
「アウト」
「いっ…!なんで!?」
「ムカついたから」
「超理不尽!」



.







(仰向けに寝っ転がるお姉ちゃんのお腹を枕にする弟澄晴。2人とも携帯いじりながら床でゴロゴロ。なぜか会話はいつも喧嘩腰で「喧嘩しないの!」「「してないけど」」みたいな会話を毎回していたり。

弟澄晴より1つ上の19歳。同じく進学校に通ってて、ぶっちゃけると弟澄晴がボーダーやっている事をよく思ってない。何だかんだお互い大好きで、出かけた先でお互い好物を見つけるとお土産で買ってきたりする。)

2017/2/6 執筆


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