「ええ!?嵐山さんお姉さんもいるんですか!?」
「言ってなかったか?」
「佐鳥は聞いてないですよ!」
「どんな人なんですか?」
「会ってみるか?」
「いいんですか?」
「姉さんも会いたいって言ってたからな!」
「会いたいです!」
「じゃあ連絡しておくな」
「はい!楽しみにしてます!」

〜〜〜

「え!?今から来るんですか!?」
「早いほうがいいと思ってな」
「佐鳥の心の準備が…!」
「お、下に着いたみたいだから迎えに行ってくるな」
「ええ!?もう!?」
「賢、うるさいよ」
「だってとっきー!緊張するじゃん!」
「なんで賢が緊張するの?」
「楽しみだね〜藍ちゃん!」
「わ、私は別に!」
「おーい!皆!連れてきたぞー!」
「ちょ、ちょっと!准!声が大きい!」
「そうか?」
「もう…すみません、准がいつもお世話になってます。姉の梓です」
「佐鳥賢です!」
「時枝充です、よろしくお願いします」
「綾辻遥です!わー!お姉さん美人ですね!」
「…木虎藍です」
「みんないい子そうね、准」
「あぁ!俺の自慢のチームメイトだ!」
「ふふ、楽しそうで何よりだわ。皆、これからも准をよろしくね?」
「姉さん!」
「なぁに?恥ずかしいの?」
「うっ…」
「あはは!准は可愛いなぁ」
「(嵐山さんが弟だ…)」
「(いつもと違う嵐山さんも新鮮だな…)」
「(さすが嵐山さんのお姉さん…)」
「(完全にお姉さんのペースね…)」
「じゃあ、私はそろそろ仕事があるから行くね」
「ああ!来てくれてありがとう!」
「准のお願いだからね、じゃあまた」
「すごい美人でしたね、嵐山さんのお姉さん」
「だろう?俺の自慢の姉さんなんだ」
「(嵐山さんのシスコンはお姉さんにも適用されるのね…)」



.







(嵐山さんのお姉様は雑誌の会社で働いてたり。嵐山さんは勿論のことだけどお姉様も大概ブラコンとシスコンを兼ね備えてる。副くんと佐補ちゃんも嵐山さんよりお姉様の言うことを聞く、とか。

黒髪の肩にかかるくらいのショートヘア。身長はあまり高くなくて160くらい。25歳のスーツが似合うキャリアウーマン)

2016/12/24 執筆


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