分からない

とどろきくんがわからない。
第一に轟くんはイケメンだ。そして何故かれたしをとても気にかけてくれる。今日だってそう、大丈夫だといっても家まで送るといって聞かないのだ。私だってヒーローななのに。
このことについてお茶子 や梅雨ちゃんに聞くと苦笑いをされる。ますますわからない。

「とどろきくん。」
「・・・何かあったか?」
「ううん。 何もないよ。」

わたしの隣を歩くとどうきくんは私へ向かって首をこてんと横へ動かした。
第二に轟くんは顔がこんなにもキレイなのにとても強い。個性を2つ持っていてとくに氷に関しては広い範囲に多く出せる。キャパどうなってんだろ。

「今日なんだか肌寒いね。」
「・・・あぁ、冬が近いからな。」
「確かにね。」
「・・・こうすれば寒くないか?」

わたしの隣にいるとどろきくんは私の手を握った。 その手はとても暖かかった。多分少 しだけ個性を使ってく んだと思う。

第三に轟くんは優しい。こうやって私のことを気遣ってくれるくらいにはやさしい。 イ ケメンで強くてやさしいかに彼女がいないのが不思議だ。

「ありがとう。 とどろきくんはやさしいね。」
「そんなことないぞ。」
「?そうかな。」
「お前以外にこんなことしないからな。」
「うーん、なんだか私とどろきくんが彼女いないの納得できないなぁ。 ステキなのに。」
「・・・。」
「好きな人出来たら教えてね。」

わたしの隣にいるとどろきくんの顔はどうしてか私を恨めしそうに見ていた。
どうして?

やっぱりとどろきくんがわからない。

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