「しょ、魈さんごめ、ごめんなさいっ、思い違いじゃなくて、ええっと」
「今世のお前の体力がどれ程あるか、我に教えてくれればいい」
「ぃいいや、そんな、体力全然ないん、で……っ!」
魈さんになんとか怒りを納めてもらおうと覆い被されそうになるのを必死に抵抗していると、舌打ちをした魈さんに身体をひっくり返されて視界が魈さんの家のベッドシーツ一色になる。え。うつ伏せにされたと理解した時にはもう背中に魈さんの体重を感じて、雑にずり下ろされたスウェットで丸出しになった秘部にぬるりと硬い熱が当てられてさあっと血の気が引く。いつもなら喜んでいたところだけど、今日はまだダメだ。
「しょ、さ……っ」
「これ以上暴れるようなら挿れる。大人しくできるな」
「はぃっ、あの、ごめんなさい……」
「フン」
返事をするとわかればいいというように鼻を鳴らされた。魈さんの機嫌を損ねて今日までの我慢が台無しにならないように縮こまっていると、背中の重みが減って腰を少しだけ持ち上げられる。下腹部にまわった魈さんの骨ばった手が熱くて緊張のドキドキとは違う感情が湧いてくる。秘部に押し当てられたそれが、魈さんが腰を進めることでより深く私の足の間に入ってくる。さっきの行為で散々濡れている割れ目が別の生き物のように魈さんのおちんちんに吸い付いて熱気が子宮にまであがってきそうだ。
ちゅぅ♡と割れ目が魈さんのに吸い付くたびにおちんちんの血管が脈打って声が出そうになる。下腹部を支えていた魈さんの手が引き抜かれると、背中にしっかりと乗られて重みで腰が下がる。魈さんの重みで腰がずるずる下りて、おちんちんがベッドと私の間につくぐらいになると、耳元で「おい」と低く圧力のある声が響いて反射で腰をあげる。
それが魈さんの言いたかったことのようで、褒めるみたいに頭を撫でられて恥ずかしさと嬉しさでかあっと顔に熱が集まった。横毛を耳に掛けられて、晒されたそこにぴったり唇を押し付けられて「動くぞ」と口を動かされる。なんか、ほんとにしてる時みたいで……♡こくこく頷けば魈さんのおちんちんが動き始めて、愛液と先走りでぐちゃぐちゃになったそこから卑猥な水音が聞こえた。
「ふっ、ん……♡ぅあっ♡ん゛っ♡」
「……ッ、は」
魈さんに乗られて、お尻を少し上げている以外は全部ベッドに沈んでまるで交尾みたい。異物を求めてくぱりと開いた割れ目を太くて硬いモノが行き来して擦れるのが気持ちいい。たまにぱんぱんに膨らんだ先端が充血したクリトリスを掠めて、刺激を逃したいのに上から押さえつけられているせいで動けずに喉から汚い声が出る。
その度に魈さんが耳をべろりと舐めたり音を立ててキスしてきたりして、声出してるのを褒められてるって勘違いしそうになるからやめて欲しい。シーツを掴んで少しでも快感を逃そうとしていたのに、魈さんに手を繋がれてそれもできなくなってしまった。
「ひぁ゛っ♡しょ、さ♡まって、はいっちゃ……っあ゛♡♡」
「ん、ン゛……っ」
魈さんが腰を引いて、進めるときにぬちゅっ♡と先端が割れ目に食い込んで媚びたような声と一緒に冷や汗が出る。今思ったけどこの体勢、もし無理矢理挿れられても抵抗もなにもできなくてやばい……っ♡魈さんがそんなことするはずないって信じてるけど、もし我慢できなくて無理矢理挿れられたらどうしようって考えるだけでドキドキして脳みそが大事な理性を焼き切りそうになる。
今挿れたらぜったいダメだけど、でも魈さんのおちんちんナマでぐちゃぐちゃのナカに突っ込まれたら絶対気持ちいい……♡♡魈さんと一緒に気持ちよくなりたいっ♡ぎゅぅっと握った手に力を入れたら、魈さんが強い力で握り返してくれて胸がきゅんとした。こんなことしちゃダメなのに、媚びるように腰を上げて足を開いて魈さんが動きやすいようにしてしまう。
「魈さん、魈さんっ♡あ゛ぁっ♡ゔ〜……♡んん゛っ♡しょ、さ……♡」
「っは、ぅ゛……お前、ックソ」
「い゛っ♡い゛、たぁ゛……っひぅ゛♡ゔぅ゛♡ん゛ん゛〜〜〜っ♡♡」
挿れてくださいなんて言ったらダメだけど、挿れてほしくて、でもそんなこと言えなくて魈さんの名前を呼んでいたら熱を持った耳にがぶりと歯を立てられて突然襲ってきた痛みに目尻に溜まっていた涙が零れる。
その間も魈さんの腰の動きは止まらなくて、どろどろになった割れ目を熱くて硬いモノで擦られてお腹の奥が切なくなる。ダメだけど挿れてほしくてたまらなくなって、霧が掛かったようにぼんやりした頭ではもう止められなくて、また魈さんの名前を呼ぼうとして口を開いたら魈さんの唇で塞がれた。愛液が止めどなく溢れるそこからぬちゃぬちゃと泡立っているんじゃないかと思うほどの水音が聞こえる。
擦り付けられるおちんちんがどくどく脈打ちはじめて、魈さんイキそうなんだって考えると子宮がきゅんきゅん震えて腰が勝手に動く。ぬるついた先端でクリを押しつぶされると何にも入っていない膣がぎゅうぎゅう締まって簡単にイキそうになる。噛み付くようなキスで呼吸さえままならなくて、魈さんと必死で舌を絡めようとするけどうまくできなくて唾液がどんどん零れてシーツを汚しているのがわかる。恋人繋ぎにされた手にぎゅっと力を入れられて、魈さんの汗ばんだ手と私の手がぴったりくっつく。魈さんが力を入れすぎているせいで、指の間が広がってちょっと痛い。
ずりゅっ! と思いっきり腰を打ちつけられて、魈さんのおちんちんがびくびく震えてキスしたまま低く唸る声が聞こえる。あ……♡魈さんイってる……♡びゅ、びゅっ♡と数回に分けて精液が吐き出されて、先端を押し付けられていたクリに刺激が直接伝わって気持ちいい♡あっ♡出しながら塗り付けるみたいに動くのだめ、♡クリ気持ち良すぎて♡♡びゅるびゅる熱いの出されてイく、ぅ゛……♡♡
びくびく痙攣する私の身体を押さえつけるように背中に体重を掛けられて、さっきまで上げてた腰が重みに負けてずるずる落ちる。ベッドと私の下腹部の間に挟まれた魈さんのおちんちんは、まだ塗り込むように先をゆるく動かしていて種付けされてるみたいで息が荒くなる。ベッドとほとんどくっついたことで、重力を受けなくなった精液が肌に張り付いてべたべたする。
「ん゛♡っぷぁ……♡しょぅさん……♡♡」
「……はぁ、ン……」
一方的なキスから開放されて、熱に浮かされたまま魈さんを見ているとさっき噛まれた耳をぺろぺろと舐められる。こうしていると一気に疲労が襲ってきて、顔を上げているのも辛くてベッドに突っ伏すとシーツが唾液で濡れていて気持ち悪い。
それでもまだ追いかけてきて耳の縁を労るように舐めてくる魈さんに声を出すと思ったより眠そうな声が出て、もうすぐ寝ちゃいそうだなとどこか他人事のように思った。熱くなった身体が、少しずついつもの体温に戻っていくのが心地いい。汗で濡れていそうな髪を魈さんにそっと梳かされて目を細めた。
「起きれるか?」
「んん……寝たいです……」
「……分かった。後始末はしておく」
耳を舐めるのを満足したのか魈さんが話しかけてきて、体力ないので……と加えると知っていたかのように話を続けられた。大体上に乗られてるのに起きれるわけないのでは……。
うとうとして微睡んでいると、耳に口をつけた魈さんが低い声で「さっきの煽りには明日応える」と呟いたのが聞こえて、意味を理解しきる前に思考が落ちていった。