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『お疲れ様でーす。』
そう言って自分のカバンと上着を持ってデスクを離れる。
まだバタバタと動いている人たちもいる中で先に帰るのは偲びないが今月は働き詰めだったからと佐藤さんと白鳥さんの配慮で早めに帰れることになった。
とりあえず車を飛ばし家に帰る。
誰がいる訳でもない家にただいまと声をかけ来ていたスーツを脱いで楽な格好に着替える。
『いってきまーす』
キャップを被りすぐに家を出る。
PCばかりいじって疲れた目を癒そうと近くの自然公園までお散歩することにした。
家を出て少ししたところで見知った4人に出会う。
「ほのみお姉さんだー!」
そう笑って声をかけてきたのは大天使歩美ちゃん。
『こんにちはー。お散歩?』
歩美ちゃんの声で私に気づいた少年3人が振り向いたのでそう聞くと事件探しだと答えてくれた。
『事件かー。そんなにゴロゴロ転がってたら嫌だなぁ。』
なんて笑うと否定する3人とは逆にだよねーなんて苦笑いするコナンくん。
「警察の姉ちゃんについて行けば事件に出会えるんじゃねえーか?」
元太くんのその一言でなぜか少年探偵団のお守りをすることになった私。
私はただの散歩なのだが、事件ホイホイのコナンくんがいたんじゃ事件に巻き込まれるのも時間の問題だろう。
『せっかく早く上がれたのに…』
と独り言を呟いて彼らの後ろを歩く。
自然公園についてからというもの、私は叫び通しだった。
昨日までの雨で虫が増えていたらしく、クモの巣に引っかかったり、マムシ注意の看板に怯えたり。
『もうやだ、帰る』
「ほのみお姉さん虫嫌いなの?」
「大人なのに情けないぞ」
「小さい虫は襲ってきませんよ。」
私がしゃがみこんで涙目になっていればみんなして文句を言ってくる。
『そうじゃないの。フォルムがもう無理。なんであんな見た目してるの意味わかんねーよ。』
はぁーと溜息をつき自分の膝に顔を埋める。
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