桜木 花道

「あの、桜木君……ッ!」
「? …おぉ!薔薇子さん!」
「ごめんね、呼び止めちゃって。部活行くところだよね。」
「いいんですよ!この天才バスケットマン桜木花道!
 少しくらい練習をさぼった所で何も問題ないッ!なっはっは」
「………。」
「ぬ?どうかしたんすか、薔薇子さん。」
「その…………、えと、」
「どこか痛むんすか?それなら一緒に保健室についていきますよ!」
「ううん、そうではなくて……。」
「?」
「すーはー」
「薔薇子さん?いきなり深呼吸してどうしたんすか。」
「ハイッ!!!!」
「おわッ!?」
「あ、あげる!」
「こ、これは……!!」
「………。」
「…………なんすか、これ?」
「………。」
「………。」
「じゃ、私はこれで!部活頑張ってね!」
「あ、ちょっと、薔薇子さん!?
 い、行ってしまった……これは一体……?」
「よぉ。」
「あ、ミッチー。」
「ミッチーっていうな!
 ところでお前、こんなところで何してんだ」
「いや、実はこれを薔薇子さんから貰って…。」
「! ほぅ。」
「何が入ってんだ?この箱。」
「おい、桜木。今日は何日だ?」
「2月14日だ。」
「つまりそーいう事だ。」
「! ま、まさか……これは……!」
「チョコレートだろ!」
「薔薇子さん…………ッ!
 この桜木花道、女の子からチョコレートを貰ったのは
 初めてだぜッ!
 ありがとう!薔薇子さん!」
「良かったな、桜木!おい早速開けてみろよ!」
「よぉおし!」
「………。」
「………。」
「みっちー、これ、なんてよむ。」
「どう見ても【るかわくん】だな。」
「薔薇子さんんん………。」
「どんまい。」



(あっ!いけない!
 流川君と桜木君、逆にチョコレート渡しちゃった!
 ま、いいか)

(【さくらぎ】……?どあほう。)



end...

---